オリジナル リリース-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【ハンガリーGP(日)】
【ハンガリーGP 決勝】
◆エイドリアン・スーティル
グリッド=13番 / 決勝=リタイア
「滑り出しは順調だったよ。スタートでふたつ順位を上げて、デ・ラ・ロサのザウバーについて走っていたんだ。実際、ペースはこちらの方がはやかったけれど、このコースでは追越す機会を見つけることができなかったね。そのあとセーフティ・カーが出て、ピットに呼びもどされたんだ。自分のピットに近づいていたところ、突然ルノーが飛び出してきてね。こちらの目の前にマシンを出してきたから、どうすることもできなくて、突っ込んでしまったんだ。マシンのダメージが大きすぎて、レースを続けることができなくなったよ。責任は完全に相手側にあると思う。リタイアするのはオーストラリア以来だし、自分たちが招いたことではないだけに、非常に残念だよ」。
◆ヴィタントニオ・リウッツィ
グリッド=16番 / 決勝=13位
「厳しいレースだった。あれほど後方からスタートしたから、順位を上げるのもラクじゃなかったけど、ペースは悪くなかったし、ポイント圏内に手が届くところにつけていたんだ。1コーナーでフロント・ウイングの一部を失っちゃったから、アンダーステアがひどかったよ。結局、ピットに入って交換しなければならなくて、最後尾まで後退してしまったんだ。ソフト・タイヤでのペースは速かったけれど、苦戦しているらしいトロ・ロッソの後ろで周回を重ねることとなってね。そんな相手でも、このコースでは抜くことができないんだ。最終ラップまで全力をつくしたけれど、何ともしようがなかったよ。苦しい週末で、ポイントを獲得することはできなかったけれど、入賞するだけの力があることを証明できたと思う。これからはウチのマシンにあったサーキットでのレースも多いから、スパ以降は流れを変えられるだろう」。