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[INDY] 第13戦 インフィニオン 予選

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ウィル・パワーがシリーズレコードとなる8度目のポール・ポジション獲得。武藤英紀は14番手、佐藤琢磨は17番手。

2010年シーズン最後のロードレースがカリフォルニア州ソノマのインフィニオン・レースウェイで始まった。ポイントリーダーのウィル・パワー(Team Penske)は、アップダウンの激しいサーキットでもスピードを見せつけ、シリーズ新記録となる8回目、そしてキャリア10回目となるポール・ポジションの獲得を達成した。

武藤英紀(Newman/Haas Racing)は第1ステージの第2グループで予選7番手となり、あと一歩のところで第2ステージ進出を逃した。それでも、マシンの仕上がりは今シーズンのロードレースの中では最良のものにできている。昨年5位フィニッシュを果たしているコースだけに、決勝レースでの上位進出が期待される。

佐藤琢磨(KV Racing Technology)は2回のプラクティスを費やしてもマシンセッティングを思うように仕上げきれず、予選第1ステージで敗退。今週末の自己ベストとなるラップタイム記録したが、予選結果は17番手となった。佐藤だけでなく、チーム全体がグリップ不足を解消できておらず、レースに向けてマシンセッティングをさらに改善する必要に迫られている。

全長2.303マイルのコースを75周して争われる決勝レースは、明日、30分間のウオームアップ・セッションの後、午後2時45分にスタートが切られる。

武藤英紀(14番手)
100822I3.jpg「マシンの仕上がりはよく、予選では、我々が現在持っている力をフルに引き出せていたと思います。しかし、0.03秒の差で第2ステージに進むことができませんでした。ソフトコンパウンドのレッドタイヤを装着してからのタイムの伸びが、我々の想定よりも小さかったと思います。明日の決勝レースでは、新品のレッドタイヤを2セット持っていますし、いいペースを保ってゴールまで走りきることができるはずです」。

佐藤琢磨(17番手)
100822I2.jpg「今週末の我々のマシンは根本的なところで何かが間違っているのか、大切なものを見つけられていないのか、非常に苦労をしています。全体的にグリップ感が低く、マシンバランスも取れていません。予選で見たトップグループの走りは、今週に限っては自分たちとは別世界のものになっていました。事前のテスト、昨日と今日のプラクティスと予選、それらのデータをもう一度チェックして明日のウオームアップに備えます」。

予選リザルト

順位  No.   ドライバー チーム タイム
1       12    ウィル・パワー        Team Penske               01:16.5282
2        3     エリオ・カストロネベス     Team Penske               01:16.5652
3       10    ダリオ・フランキッティ      Chip Ganassi Racing      01:16.9437
4       77    アレックス・タグリアーニ FAZZT Race Team        01:17.2068
5        6    ライアン・ブリスコー         Team Penske               01:17.2109

14     06    武藤英紀                     Newman/Haas Racing     01:17.5187
17      5     佐藤琢磨                     KV Racing Technology   01:17.7112

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