マッド・クロックがザウバーの新たなパートナーに
2010年8月27日 ヒンビル
今回から、ザウバーC29は、リヤウイングのエンドプレートとノーズに新しくザウバー・モータースポーツのパートナーとなったマッド・クロックのシンボルであるクロコダイルのロゴマークを貼付して戦う。英国に拠点を置くエネルギー・ガム/ドリンクのメーカーがF1のスポンサーとなるのはこれが初めてだが、すでにラリーとGT1選手権でモータースポーツ活動を経験している。
◆ペーター・ザウバー代表のコメント
「マッド・クロックの製品はF1のイメージにぴったりだ。2010年の最終戦まで続くことが決まった新しい協力関係は、きわめて斬新なもので、たいへん喜ばしい」。
◆エナジー・ブランズ株式会社CEO、アリ・コイブラのコメント
「ペーター・ザウバーのチームとドライバーを支援することで、小社のエネルギー・ドリンクがF1のファンに知ってもらうことができ、とても嬉しい。他のカテゴリーではすでにモータースポーツと関わってきたが、いよいよ頂点であるF1に参入することとなった。小社の製品も急速に普及しており、おなじようにトップを目指している。小社にとって最も新しい市場はインドで、近いうちに新しく20カ国で販売を開始する予定だ」。
マッド・クロック株式会社は2004年に設立され、2005末からフィンランドで創業を開始。12カ月以内に世界各国で成功を納めた。その後、2010年までにアフリカ、インド、極東など、さらに大きく販路を広げている。エナジー・ブランズ株式会社はイギリスのルートンを拠点とし、エネルギー飲料のレッド・デビル、クロック・テイルなどが主要な商品となっている。
【翻訳:Shigehiro Kondo】