ベルギーGP 予選トップ3記者会見 ルイス・ハミルトン
2位 ルイス・ハミルトン
Q.難しい予選で、フロントローには並んだわけですが、ポール・ポジションを狙えたのではありませんか?
ルイス・ハミルトン(以下、ハミルトン) 昨日が(マーク・ウェバーの)誕生日だったとは知らなかったけれど、マークは難しいコンディションの中、素晴らしい走りをしたと思う。Q3の1回目は真っ先にコースへ出て、たぶんターン14だと思うけど、濡れた路面に足をすくわれてしまったんだ。2回目は1コーナー以外はいい走りができたよ。とにかく、フロントローに並べてよかった。
Q.かなり攻めているように見えましたが?
ハミルトン: 攻めながらも、気をつけて走ることが大切だったんだ。明日はウェットかドライかわからないけれど、マシンの感触はどちらにしても上々だったから、ポイントを稼ぐチャンスはあるはずさ。明日の朝、フリー走行で最終的な準備をするつもりだよ。
Q.土壇場の逆転で、セクター1の状態を見ると、誰もタイムを伸ばすことはできないだろうと思っていましたが?
ハミルトン: なかなか難しい予選だったよ。Q3の1回目が失敗に終っていたから、次はタイヤの性能をすべて引き出そうと思っていたんだ。マークとの差はコンマ1秒しかないし、フロントローからスタートするから、チャンスはあると思う。今回は、どこまでやれるか予測がつかなかったから、今日の結果には満足しているよ。
Q.チームは毎回、マシンを改善しているようですね?
ハミルトン: あるチームが大きく前進するレースもあるけれど、僕たちは確実にマシンへの理解を含めて、少しずつ進歩していると言っていいんじゃないかな。工場のスタッフは、本当に良い仕事をしてくれていると思う。
Q.スパでの優勝は、たいへん有意義なことと思いますか?
ハミルトン: ここでは、多くの偉大なドライバーが優勝者のリストに名を連ねているからね。特別なサーキットのひとつと言っていいと思う。個人的にも、初めて観たのが、1996年のベルギーGPだったし…。ここで勝てれば、たいへんな名誉なんだ。他では優勝を経験しているけれど、やはりスパで勝てたら、また格別だよ。