ベルギーGP 決勝 終盤
<15時01分>
10分後に雨が来る、とうい情報が流れた。上空の雲が黒さを増している。
ハミルトン/2マクラーレンがファステスト・ラップを更新した。2位クビツァ/11ルノーとの差は11.2秒。
<15時03分>
小林可夢偉/23ザウバーにアロンソ/8フェラーリが攻撃を仕掛ける。アロンソ/8フェラーリの車載カメラが小林可夢偉/23ザウバーの背後を捉え続けている。同じエンジン、方やワールド・チャンピオン、方や新人。小林可夢偉/23ザウバーの走りに注目が集まっている。
<15時05分>
ハミルトン/2マクラーレンがさらにファステスト・ラップを縮めた。クビツァ/11ルノーとともに1分49秒台。小林可夢偉/23ザウバーとアロンソ/8フェラーリは、1分51秒台でバトルを続けている。
<15時07分>
デ・ラ・ロサ/22ザウバーとフルケンべルグ/10ウィリアムズがデッドヒート。12番手を争っている。
<14時08分>
雨が来た。気が抜けない展開が続いている。グロック/24ヴァージンはレインタイヤに交換するギャンブルに出た。フルウェット・タイヤだ。
<14時09分>
グロック/24ヴァージンの読みが的中して、雨が強まった。スーティル/14 Fインディアもピットイン。レインタイヤに交換した。ハミルトン/2マクラーレンがコースオフ、危うくバリアに接触しそうになった。
<14時10分>
シューマッハ/3メルセデス、アロンソ/8フェラーリ、小林可夢偉/23ザウバー、ロズベルグ/4メルセデス、ペトロフ/12ルノー、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、デ・ラ・ロサ/22ザウバーと続々とピットイン。
<15時12分>
ハミルトン/2マクラーレン、クビツァ/11ルノー、ウェバー/6レッドブル、マッサ/7フェラーリの上位陣がピットにレインタイヤを求めた。
クビツァ/11ルノーは、ピットで停まりきれずに、メカニックに軽く接触、ウェバー/6レッドブルに3位を譲った。
<15時14分>
雨がコースの一部を除く全体にわたって、強さを増して落ちてきた。レインタイヤを履いていないフルケンべルグ/10ウィリアムズがスピン。
<15時15分>
1コーナー付近は土砂降りになった。レッドブルがタイヤを準備した。フェッテル/5レッドブルがピットインし、フルウェットタイヤに交換した。
<15時17分>
アロンソ/8フェラーリがスタベローで突然スピン。縁石に載った瞬間にコントロールを失って、タイヤバリアに接触した。名手にしてスパ・ウェザーは容赦なかった。
<15時19分>
完全ウェットの中で、残り6周。ハミルトン/2マクラーレンはインターミディエイト。土砂降りでは辛い浅溝タイヤだ。
<15時22分>
気温15℃、路面温度は16℃。コース全周に強い雨が降っている。セーフティ・カーの先導が続いている。
<15時24分>
雨足が若干弱まり、セーフティ・カーがコースから外れた。
全車慎重にレースを再開。小林可夢偉/23ザウバーは、ロズベルグ/4メルセデスに7位を譲った。シケインでメルセデスの2台が絡みそうになったが、今回はM.シューマッハが引いた。
<15時26分>
トゥルーリ/18ロータスがクーホンの立ち上がりで突然スピン。
<15時27分>
残り3周になったが、雨は弱まらない。
<15時30分>
最終ラップ。ハミルトン/2マクラーレンがトップでチェッカーを受けた。最後に笑ったのはマクラーレンとL.ハミルトンだった。
小林可夢偉/23ザウバーは、8番手で、ここでもレースの巧さを見せた。左近/20イスパニアは2週遅れながら20位でレースを完走した。
L.ハミルトンがM.ウェバーを抜いてポイントリーダーの座に返り咲いた。マクラーレンがレッドブルを逆転してコンストラクターズ・ポイントのリーダーに立ち、残りのレースを面白くした。