ハイドフェルド、デ・ラ・ロサの代役に(リリース)
ザウバー・モータースポーツはドライバーの変更を発表した。2010年9月23日から26日まで開催されるシンガポールGPからシーズン終了まで、ニック・ハイドフェルトが小林可夢韋のチームメイトとして2台目のC29を走らせることになった。ドイツ出身、32才のハイドフェルトはスペイン人ドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサ(39才)と交替する。チームとハイドフェルトの契約は9月17日から有効となる。
◆ペーター・ザウバー代表
「チームの代表としては難しい決断であり、ペドロにはこれまでのプロらしい働きに感謝している。ニックのことはドライバーとして知り尽くしているので、私たちのマシンをさらに正しく評価する上で役立ってくれるだろう」。
◆ペドロ・デ・ラ・ロサ
「今回の決定には驚いたが、それを尊重して、チーム全員がシーズン終了まで幸運に恵まれることを祈っているよ。2011年もF1での活動を続けたいと考えている」。
◆ニック・ハイドフェルド
「シンガポールGPから、優秀なマシンでまたF1を戦うことができると思うと、待ちきれない気持ちさ。今はこれまでになかったほど闘志に満ちているんだ。合計7年間もヒンビルのチームで走ってきたから、まるでわが家に帰るような心境だ。間違いなく最初から溶け込むことができるはずだし、そのことがマシンを理解する上でもプラスに働くと思う。ペーター・ザウバーが僕に寄せてくれた信頼に、とても感謝しているよ」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】