[INDY] 第16戦 ツインリンクもてぎ 予選
エリオ・カストロネベスが今シーズン2回目のポール・ポジションを獲得。佐藤琢磨は予選10番手、武藤英紀が予選17番手。
暑さが一段落し、清々しい天候に恵まれたツインリンクもてぎで、インディジャパン300マイルのプラクティス、そして予選が行われた。1周の全長が 1.5マイル、テクニカルな高速オーバルコースでポール・ポジションを獲得したのは、先々週ケンタッキーで行なわれた第15戦で優勝したばかりのエリオ・カストロネベス(Team Penske)だった。今シーズン2回目のポール・ポジション、そして、インディジャパン300における4回目のポールである。
決勝の前に与えられる走行時間は、1時間のプラクティス2回と予選だけ。非常に限られた時間の中で各チームは決勝用のマシン・セッティングを重点的に行う。しかし、ツインリンクもてぎはオーバーテイクの難しいコースであるため予選順位も重要。インディジャパンの戦い方は非常に難しい。
佐藤琢磨(KV Racing Technology)は、プラクティス1回目の走行6周目にオイル漏れからアクシデント。プラクティス2回目は途中からの出走で十分な走行を行えないまま予選を迎えたが、そんな不利を跳ね返して予選10番手に食い込んで見せた。
武藤英紀(Newman/Haas Racing)は、2回のプラクティスを通して決勝用セッティングを重点的に進めていた。予選順位は17番手となったが、決勝に向けての手応えはいいようだ。
予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム
1 3 エリオ・カストロネベス Team Penske 00:54.1803
2 6 ライアン・ブリスコー Team Penske 00:54.2873
3 12 ウィル・パワー Team Penske 00:54.3226
4 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 00:54.4574
5 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport 00:54.6689
10 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology 00:54.9423
17 06 武藤英紀 Newman/Haas Racing 00:55.4517
21 36 ロジャー安川 Conquest Racing 00:55.7524