F1 IN SCHOOL 優勝はアメリカ合衆国チーム
2010年のチャンピオン、アメリカ合衆国チーム。
F1 IN SCHOOL(エフワンinスクール)の最後を飾る「F1 World Final」が、シンガポールGPのスケジュール開始を前にした22日水曜日にシンガポールで開催された。
F1 IN SCHOOLは、世界中に散らばる若き才能あふれる9-19歳の少年少女がF1マシンをデザインし、その経験を通じて、物理、空力、デザイン、製作、塗装、スポンサー活動、マーケティングなどの技術や、リーダーシップとチームワークを身につけることを目的としている。F1 IN SCHOOLは、バーニー・エクレストン公認の学校で、各大陸で行なわれる予選、「National Final」を勝ち上がったものだけに参加権が与えられ、すべてのF1 IN SCHOOLの頂点を決めるイベントが毎年1回行われる「F1 World Final」だ。
「F1 World Final」は、各大陸での大会を勝ち抜いた生徒達が、それぞれの創意工夫をこめたミニチュアF1マシンを製作。速さ、見た目の良さ、チーム・マネージメント力、独創性などを競う。
審査員には、FOA/FOM会長のバーニー・エクレストンや、各F1チームのメカニック、チーム代表などがあたり、彼らの熱い視線の中で、生徒達は思い思いのマシンを披露。優勝チームにはF1シンガポールGPのパドック訪問の特典も与えられる。
2010年の優勝はアメリカ合衆国チーム。バーニー・エクレストンがワールド・チャンピオントロフィーを獲得した。
【翻訳:Atusi Kitami】