ブラジルGP フリー走行3 序盤
<11時00分>
フリー走行3にグリーンランプが灯った。
天候は雨、完全ウェットのコンディション。気温は20℃、路面温度は22℃を示している
まずはいつものように下位チームからコースインしていくが、マクラーレンの2台、ハイドフェルト/22ザウバー、クビツァ/11ルノー、ロズベルグ/4メルセデスも早々にコースに向かった。
<11時06分>
一通り全車が確認のためのインスタレーション・ラップを終えて、ピットに戻った。
<11時07分>
グロック/24ヴァージンが、連続周回に入り、最初に周回タイムを記録した。T.グロックは、2004年にジョーダンGPで、2008年にトヨタでインテルラゴスを経験している。
<11時08分>
昨日のフリー走行の結果から、レッドブルがダントツ、という見方が主流だが、タイトルがかかった場面は、チームも二人のドライバーも初めて。作業内容が欲張りすぎていないか、という声もあった。不安が募ると、「あれもやりたい、これもやりたい」と欲が出て、場合に寄ってはそれが足をすくうことにもなる。
経験のあるチーム、つまり、フェラーリやマクラーレンは、”無駄な作業”を経験でかぎ分けられる。もちろん、F.アロンソも、L.ハミルトンも、タイトル経験があることから、レッドブルの二人を一歩リードしているかもしれない。
しかし、レースは何が起きるか分からない、というのは、全員の共通認識だ。
<11時14分>
ハイドフェルト/22ザウバーがトップタイムを記録した。唯一の1分23秒台。チームメイトの可夢偉(カムイ=小林可夢偉)は、まだ連続周回をしていない。
<11時16分>
ブエミ/16トロ・ロッソがハイドフェルトのタイムを更新。セクター2と3で区間ベストを記録している。
<11時17分>
セクター1の最速をマークしたバリチェロ/9ウィリアムズが1分22秒台のタイムでトップに立った。
<11時18分>
フルケンべルグ/10ウィリアムズがセクター1、2の区間ベストを更新して1分21秒台でトップに。タイムはグングン短縮されている。
2番手にペトロフ/12ルノー。可夢偉は、1分23秒台の9番手からデータを記し始めた。