ヴァージン、若手テストのラインナップを発表
ふたたびヴァージンのマシンに乗ることになったド・アンブロシオ。
ヴァージン・レーシングは、今週、アブダビで行われる若手ドライバーを対象としたテストに、3名のドライバーを起用することを発表した。
今回のテストに起用されたのは、ルイス・ラジア、リオ・ハルヤント、ジェローム・ド・アンブロシオで、テストにはヴァージンの2010年マシンのVR-1を使用する。
ルイス・ラジアは、シーズンのスタート前にマシンをドライブするチャンスを与えられていたが、レーススペックのタイヤではなく、ごく短距離のテストのみだった。リオ・ハルヤントは、マシンをドライブするのは初めて。この2名は、チームのシミュレーターでマシンをドライブした経験がある。
ジェローム・ド・アンブロシオは、今期F1GPの金曜フリー走行で、ヴァージンのマシンを4回ドライブした。
テストのスケジュールは、ハルヤントが16日(火)の午前中にマシンをドライブし、午後はド・アンブロシオが引き継ぐことになっている。また、ラジアは17日(水)に丸1日にマシンをドライブする予定。
◆ルイス・ラジア
「ついに、正式なテストでVR-1をドライブすることになって、すごく興奮してるよ。VR-1は今年の初めに、ヘレスでの撮影の日に乗ったし、数週間前には、エストリルでスーパーアグリにも乗ったけれど、1日かけて行われるテストは少し様子が違うからね。シーズンを通して、シミュレーターで練習してきたし、本物に乗ったときの気分は素晴らしいだろうね。チームと共に素晴らしい仕事をしてきたし、来シーズンへ向けての重要なポイントになるだろうね」。
◆ジェローム・ド・アンブロシオ
「ブラジルGPまでの4戦でマシンをドライブしたんだけど、これは僕にとって重要なテストなんだ。今回はレースの週末にはできないことにも挑戦するチャンスもありそうだね。今までに無い素晴らしい経験になるだろうし、より多くのことを学ぶのを楽しみにしているよ。この機会を与えてくれたチームに感謝したいね」。
◆リオ・ハルヤント
「GP3のマノー・レーシングのベスト・ドライバーに、F1マシンでテストするチャンスを与えるというのは本当に素晴らしいアイデアだね。チームに感謝したいよ。このチャンスを勝ち取れて本当にうれしいし、マシンをドライブするのが本当に楽しみだよ。シミュレーターでドライブして、いくつか良いタイムを刻めたと感じたよ。だから、トラック上でそれをもう1度繰り返したいね」。