ピレリ、バーレーンでのテストを完了
ピレリは来年の1月9〜10日にバーレーンでのテストを再開し、1月15〜18日はアブダビで3日間のテストを行う。
2011年からブリヂストンに代わり、F1にタイヤを供給するピレリはバーレーンでの5日間のテストを終え、年内のプログラムを完了した。
今回のテストはペドロ・デ・ラ・ロサとロメイン・グロジャンが担当し、合計で3,000kmを走破した。
ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、今回のテストについて、「砂嵐でテストは中断されたが、期間を延長することで対応することができた。世界のどこでも不安定な天候になりうる可能性があるということだ。期間を延長したことで、予定していたよりも多くの作業ができ、最終的には全てが完了できた。8月にイタリアのムジェロでテストを開始してから5ヶ月で今の状態まで持ってこれたことは、我々の能力を証明している」とコメント。
また、2人のドライバーを起用したことについては、「2つのフィードバックを比較したかったからだ。2人ともがテスト完了時にポジティブな意見をくれたことは、我々が進歩したことの現われだろう。まだやることはあるが、自信を持って2011年に臨むことができる」と語った。