フルケンベルグ、ヴァージンのオファーを断る
現在も活動できるチームを探すフルケンベルグ。
ニコ・フルケンベルグのマネージャーを務めるウィリー・ウェバーは、フルケンベルグがマルシア・ヴァージン・レーシングのオファーを断ったことを明らかにした。
「ヴァージンからのオファーは満足できるものだったが、ニコのように、すでにF1でシーズンを過ごしたドライバーにとって、小規模なチームから学ぶことは何もないだろう。それに、チームには同じドイツ人ドライバーのティモ・グロックがいる。これは大きなリスクだ。1年休むことも考えたが、今の時代、すぐに忘れられてしまう。少なくとも、金曜日のドライバーとして優れたチームに所属することが、今の最善の選択肢だろう」。
また、ウェバーはフルケンベルグをペイ・ドライバーにする気はないと述べている。
「今のF1は、14人の本物のF1ドライバーと、10人のペイ・ドライバーがいる。1度でもお金を払ってシートを買うと、次は前回よりもさらに金額を上乗せしなくてはならなくなる。ニコをペイ・ドライバーにする気はないし、彼の売りは資金ではなく、パフォーマンスだ。ペイ・ドライバーとしては速すぎる」。