ロータスの名称問題、3月に審理を開始
グループ・ロータスの申し出が却下されたことを喜ぶチーム・ロータス。
チーム・ロータスとロータス・ルノGPのどちらがロータスを名乗る権利があるかを決める裁判を3月21日(月)に行なうことが決定した。
ロータスの名称権を争う裁判は、24日(月)にロンドンで行なわれた公聴会で決定したもの。そこでロータス・ルノーGP側のグループ・ロータスは略式裁判を要求したが、却下され、3月21日から審理が開始されることになった。判決は10日で出される予定となっている。
この決定について、昨年からロータスを名乗っているチーム・ロータスは、「グループ・ロータスの申し出が却下されたことをうれしく思う。今回のことは、我々が2011年をロータスの名前でスタートできることを意味している。我々は、裁判が成功すると確信しているし、これで今シーズンのF1に集中することができる」とコメント。
開幕戦までに名称問題を解決することはできないため、2つのロータスが開幕戦のグリッドに並ぶことになりそうだ。