STINGER レーシングナビ 1月27日号
◆桜井孝太郎 トヨタ・レーシングシリーズ第4戦〜第6戦に参戦◆
日本人最年少BMWスカラシップドライバー、桜井孝太郎が、トヨタ・レーシングシリーズの第4戦から第6戦に参戦した。
木曜日のフリー走行は不安定な天候の中で行なわれ、赤旗が続出。
桜井も慎重なドライブで果敢に攻めていくが、得意なウェット・コンディションで4番手タイムをマークしながら最終コーナーでクラッシュ。右フロント部分にダメージを負った。
さらに土曜日の予選ではアタックラップ中にスピン、クラッシュ。マシンのダメージは大きく、予選再出走は不可能となり、また赤旗の原因を作ったペナルティで最後尾スタートとなった。
第4戦は修復したマシンで参加したが、状態は完全には戻らず苦戦を強いられた。
3周目には9番手まで浮上したものの、次第にハンドリングが悪化、最終的に10位完走に終わった。
第5戦は13番手スタートながら、着実にポジションを上げ10番手まで浮上するも、後続車からヒットされてコースアウト。
順位を下げてしまい、必死の追い上げを見せるも12位でフィニッシュとなった。
しかしチームメイトのイバン・ルカシェビッチが5位入賞を果たし、第6戦フロントロウを獲得した。
第6戦で桜井は、見事なスタートを決めるが、不運にも僅か200mで多重クラッシュに巻き込まれ、初のリタイアを喫した。
—————————————————————–
◆ナイジェル・マンセル、ロータスType125のテストに参加◆
Type125(ドライバーはジャン・アレジ)。
1月24日、ロータスのサーキット専用マシン「Type125」のテストに、ナイジェル・マンセルが参加すると発表された。
既にType125の開発にはジャン・アレジ、ジェームズ・ロシターが参加しており、シェイクダウン・テストも実施されている。
そしてマンセルは今回、アブダビでアレジ、ロシターと共にテストに参加し、Type125の開発を進めた。
またマンセル自身もType125に非常に関心を持っていたことを明らかにし、開発に携わること、そしてロータスとの仕事を嬉しく思っているとコメントした。
ロータスType125は、F1で培ってきたノウハウを詰め込んだサーキット専用車として開発され、まさに市販されるフォーミュラーマシンとなっている。
—————————————————————–