オリジナル リリース-チーム・ロータス【バレンシア・テスト3日目】
ドライバー: リチャード・テシェイラ (午前)、 ヘイキ・コバライネン (午前 / 午後)
ヤルノ・トゥルーリ (午後)
周回数: 91周
ベストラップ: 1.15.910 (コバライネン)、 1.15.679 (トゥルーリ)
◆ヘイキ・コバライネン
「バレンシアでのテストは、僕にとって素晴らしいものだったね。パワー・ステアリングの問題もあったけれど、去年はテストに2回しか参加できなかった。それに、今年はライバルたちと一緒にスタートできるマシンを持ってるからね。今日、何も問題なく走れたことは素晴らしいよ」。
「マシンのバランスを細かく見ることができるようになったし、初日に感じたのと同じように、フィーリングは素晴らしかった。今年の僕たちは、良いマシンを手に入れたと思う。この後のプレシーズン・テストでもこのまま作業を続けて、去年あったような信頼性の問題を気にせずに走行距離を稼げるよ」。
「去年のマシンとの一番の違いは、マシンが低重心設計になったことなんだ。シャシーは小さくなったし、バラスト(バランス用のおもり)を効果的に取り付けることができる。これで、マシン全体のバランスが去年よりも良くなることを意味しているんだ。今はオーバーステアもアンダーステアも感じることなくコーナリングできるし、ルノー・エンジンとレッドブルのギヤボックスを組み込んだリアエンドは、空力学的にずっと効率がよくなったんだ。基本的に、僕らにとって開発しやすいプラットフォームだし、それをスグに感じ取ることができるのはうれしいよ」。
「チーム全体が新しいシーズンに向かってるんだ。」
◆ヤルノ・トゥルーリ
「91周を走りきって、基本的に問題はなかったし、このテストでマシンの感覚を掴めてきたよ。バランスに関しては、ヘイキと同じ意見さ。マシンは良いから、前にいるライバルを相手に戦うチャンスを与えてくれるだろうし、早い段階でポイントを獲得できそうだね。数日したらまた次のテストが始まるけど、そこではもっと走行距離を稼ぐことができそうだよ」。