チーム・エアアジア、アブダビ・テスト3日目
チーム・エアアジアはヤス・マリーナ・サーキットで行なわれた3回目の公式プレシーズンテストで、大きな進歩を遂げた。
ダビデ・バルセッチは、トータル50周の内の24周目で、この日2番手タイムとなる1:36:47を記録、ルイス・ラジアは午後のセッションで燃料を満タンにした状態ででの走行を行い、有益なレースデータを集めた。ラジアのベストタイムは1:37:14で、13番手につけた。
◆ダビデ・バルセッチ
「今日、やり遂げたことに自信を持ってるよ。午前中、ほかの数チームは新しいタイヤを使っていたみたいだから、僕達のポジションは正確には反映されてないかもしれない。僕達はかなりポジティブだったここ数日間よりも、さらに向上することができたんだ。トップ10に入るには十分なくらい力強いと確信しているし、多分トップ5にも入ることができそうだよ」。
◆ルイス・ラジア
「今日はすごくポジティブな1日だった。レースの状況を把握するために、何度かロングランをしたんだ。昼ごろに6番手のタイムをマークしたんだけど、良い目印になったんじゃないかな。全体的に、チームが懸命に作業をしてくれて、新しいマシンがどこまでやれるのかを見つけようとしてるから、明日のテストも楽しみだよ」。
◆フィル・スペンサー代表
「2番手と13番手でテスト3日目を終えたのは素晴らしい。ルイスは、タイヤを残し、その代わりにフルタンクで走ることに集中してくれたので、いくつか有益な情報を得ることができた。ダビデは一貫してとても速かった。今日の出来事全てにとても満足している」。
◆ハンフリー・コーベット (チーフ・エンジニア)
「もちろん喜んでいるが、他のチームがどのような戦略を用いて走っているか分からないから、油断は禁物だ。だが、新しいタイヤを履いたほかのチームが、我々と同じタイミングでコース上にいたということは分かっているので、ダビデが2番手につけてくれたのには満足している。二人のドライバーは今日、非常に優れた仕事をした。ルイスは、何度かロングランをし、明日に向けてタイヤを残してくれたので、彼はとても速いという確信を持っている。全体的にとても満足のいく1日だった」。
【翻訳:Atusi Kitami】
チーム・エアアジア