アジア・ジェットがザウバーの新たなパートナーに
アジア・ジェットの名が表示されることになるリヤウイングのエンドプレート。
2011年2月16日 ヒンウィル
アジア・ジェットは、ザウバー・F1・チームの新しいパートナーとなる。香港を代表するプライベート・ジェット会社は、いくつかのレースでそのロゴをザウバーC30フェラーリに表示する。APEC(アジア太平洋共同体)圏内と初開催のインドGPにおいて、アジア・ジェットの名がリヤウイング・エンドプレートの中央に記される。
◆ペーター・ザウバー代表
「ハイテクを用い、時間と競争すると言う面で、アジア・ジェットはF1と共通する事業を営んでいる。アジアで開催されるレースがますます増え、人気が高まるにつれて、F1はアジア・ジェットにとってますます効果的な媒体となるだろう」。
◆マイク・ウォルシュ(アジア・ジェットCEO)
「ザウバー・モータースポーツを支援することができるのは、きわめて喜ばしいことだ。アジアではすでに有名な小林可夢偉とメキシコの新人、セルジオ・ペレスのコンビは、きっと素晴らしい活躍を演じてくれることだろう。われわれはすでに数年間、ファンやドライバーやスポンサー関係者を各地に運ぶことでF1に関わってきた。これからもアジアの内外で効率的な移動手段を提供し、F1に貢献していきたい。ザウバーとの提携によって、F1との絆はさらに強固なものとなるだろう」。
香港を拠点とするアジア・ジェットは東南アジアで最大級のチャーター機会社で、北京、上海、東京に支店を置き、表彰の対象ともなった高いサービスで知られている。
【翻訳:Shigehiro Kondo】