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ピレリ・タイヤ – オーストラリアGPのポイント

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3月24日 メルボルン

各F1チームはピレリ・タイヤの復帰戦に向けて、最後の準備をおこなっている。舞台となるアルバートパークは、F1カレンダーの中でも屈指の複雑な性格を特徴とするサーキットだ。

ハードとソフトのPゼロ・タイヤを持ち込んだピレリは、各車とも2〜3回のピットストップをおこなうものと予想しており、これに伴うめまぐるしい内容のレースが展開される見込みだ。

◆タイヤ・チョイス
ハード・タイヤは、アルバートパークの性格を考慮し、Pゼロの中でもっとも耐久性に優れたコンパウンドを使用している。ソフト・タイヤについても、同様にコースとのマッチングが選択の基準となった。

◆サーキット
アルバートパーク・サーキットは全長5.303km。レースはこれを58周、307.574kmで争われる。路面の状態は場所によってさまざまで、これがタイヤの消耗に大きな影響を及ぼす。コーナーが連続し、長いストレートのないレイアウトから、ダウンフォースの設定が比較的強くなることも、タイヤの寿命を左右することになるだろう。

◆ポール・ヘンベリー (ピレリ・タイヤ テクニカル・ディレクター)
「チーム側と協力して準備を進め、いよいよ開幕を迎えることになった。耐久性に重点を置くGP2用のタイヤとは対照的に、ある程度早く消耗し、しかも最低限の寿命を持つタイヤを開発するのは、決してたやすいことではなかった。確実なのはF1用のPゼロ・タイヤが信頼できる安全な構造を備えていることだ。消耗の早さも、ドライバーが状態を感じとリ、交換のタイミングを適切に判断できる範囲に納められている。これによって、戦術面で見ごたえのあるレースが実現する。オーストラリアでは、各車が2〜3回のピットストップをおこなうレベルの耐久性を目安とした」。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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