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オリジナル リリース-ピレリ【オーストラリアGP(金)】

【オーストラリアGP 金曜日】
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2011年3月25日 メルボルン

メルボルンGP初日、各チームには1台につきハード3セット、ソフト1セットのピレリ・タイヤが供給され、合計1072ラップの走行距離を消化した。フロー走行1回目では地元のヒーロー、マーク・ウェバーが1分26秒831の最速タイムをマークし、午後はジェンソン・バトンが1分25秒854でトップに立った。

1回目にウェバーが記録したタイムは、1年前に同じセッションでロバート・クビツァがマークした1分26秒927を上回っている。ウェバーはハード・コンパウンドで20周し、セッション終了前に最速タイムを叩き出した。

午前中は、各チームともプライム・タイヤに指定されているハード・コンパウンドを使用し、午後にソフト・コンパウンドによる走行をおこなった。

2回目のセッションは短い雨もあり、コース上に付着したゴムが洗い流されたが、それでもドライタイヤでの走行は可能だった。ザウバーのセルジオ・ペレスが最多の39ラップを消化し、バトンは32周を走ってソフト・コンパウンドでこの日のベスト・タイムを記録した。

ピレリは低温のため表面が剥離した20本と交換するために、予備のタイヤを搬入した。これはスリック・タイヤ(溝なしタイヤ)にたびたび見られる現象で、新たに54本が用意された。

◆ポール・ヘンベリー (ピレリ・タイヤ テクニカル・ディレクター)
「初めておこなわれた実戦での走行において、私たちのタイヤは十分な耐久性と性能を発揮した。オーストラリアとしては気温が低かったが、これまでのテストよりは温度が上がっており、その状況にも対応することができた。熱戦が期待されるが、これまでのデータを総合しても、展開を予想することは難しいだろう」。

ピレリ・タイヤに関する情報
ソフトタイヤは、もっとも柔らかいスーパーソフト・コンパウンドよりも25パーセント硬く、ハードは170パーセント高い硬度を備えている。メルボルンで12チームが使用する2種類のタイヤの間には145パーセントの相違があるということだ。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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