FIAリリース ザウバー規定違反の詳細
【オーストラリアGP 決勝】
レース後、カーナンバー1、2、3、4、5、6、10、16、17、18について、外気に接する、3枚のリヤ・ウイングの凹面部分に関する検査がおこなわれた。
凹面部分の曲線ヶ所は100mmを超えてはならない。
カーナンバー16、17以外のマシンのウイング最上部は、2011年のF1規定3.10.1.および3.10.2.に適合していた。
この結果を検討するよう、協議委員に報告した。
FIA技術委員
ジョー・バウアー
【翻訳:Shigehiro Kondo】
※カーナンバー16は小林可夢偉、17はチームメイトのセルジオ・ペレス。
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9時15分にFIAからリリースされたテクニカル・レポートで、審議対象になっていたチームのうち、ザウバーC30だけが、規定違反とされ、レース結果から除外された。
以下、16小林可夢偉/ザウバーについてリリースされた”Document 55″。17ペレス/ザウバーに対しても、同文のリリースが、”Document 54″としてリリースされている。
【テクニカル・レポート(3月27日 21:33)】
ドライバー: 16-小林可夢偉
チーム: ザウバー・F1・チーム
セッション: レース
時間: 21:01:00
レポート
理由: 技術規定違反
違反内容: 2011 Formula One テクニカル規則アーティクル3.10.1と3.10.2
(リヤウイングの凹部の高低差は10mm以下でなければならない)
ペナルティ: レース結果からの除外
FIA競技委員会
ポール・グィチャー スティーブ・ストリングウェル
ジョニー・ハーバート スティーブ・チョッピング
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