STINGER モーターナビ 3月28日号
◆フェラーリ モンテゼーモロ会長のもと株主総会を開催◆

3月23日(水)、フェラーリは、ルカ・ディ・モンテゼモロ会長のもと、年次株主総会を開催した。
株主総会では、非常に有益な年となった2010年のバランスシートを承認。
年間売上高は19億1,900万ユーロ(前年比7.9%増)、営業利益は3億270万ユーロ(前年比26.9%増)を記録した。
利益率も改善し、ROS(売上高利益率)は対前年で15.8%増加した。
事業の純現金は、6億3,080万ユーロを記録し、2010年度の配当額は2億ユーロで調整することで承認された。
株主総会では、取締役会役員の選定も行われ、選任された役員は全員、2011年から2013年の3年間にわたって任期を全うすることで合意された。
株主総会直後に開催された取締役会において、ルカ・ディ・モンテゼモロが会長、
ピエロ・フェラーリが副会長、アメデオ・フェリーザがCEOに任命された。
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◆フォルクスワーゲン・グループ 東北地方太平洋沖地震の被災者支援で結束◆
3月23日、東北地方太平洋沖地震の被災者に対し、フォルクスワーゲンAGとアウディAGは、それぞれ100万ユーロの人道的支援を行なうことを発表した。
さらにポルシェも同様に日本の被災者に対し、50万ユーロの援助を決定した。
またフォルクスワーゲングループの従業員協議会のベルント・オスターロー会長は、グループ各社の従業員による大規模な寄付キャンペーンの実施も発表した。
本国の支援とあわせて、フォルクスワーゲン・グループ各社の日本法人であるフォルクスワーゲングループジャパン、アウディジャパン、フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパンも日本の従業員による募金活動を実施する。
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◆フォルクスワーゲン 「第二回 穂の国 豊橋ハーフマラソン」に特別協賛◆
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、3月27日(日)に愛知県豊橋市で開催される「第二回 穂の国 豊橋ハーフマラソン」に特別協賛を行なう。
会場には、今年発売された大型ミニバン「シャラン」や、アディダスとのコラボレーションモデル、「ゴルフGTIアディダス」の車両展示を行なうほか、スタッフ車両として「トゥアレグ ハイブリッド」、「シャラン」、「パサートCC」などを提供、大会運営をサポートする。
また会場では、東北地方太平洋沖地震の被災者への義援金募金活動も実施される。
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◆ホンダ 2011年1月度実績を訂正◆
ホンダは3月25日(金)に、2月に発表した2011年1月度の実績に一部誤りがあり、訂正したと発表した。
今回の訂正により、海外生産は227,405台、106.6%となり、そのうちアジア生産が96,322台、105%、18ヵ月連続増。また中国生産が62,758台、103.6%で5ヵ月連続増と訂正された。
またその他の地域での生産が、8,027台、73.1%に訂正された。
これにより世界生産が296,575台、102%で14ヵ月連続増と訂正された。
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◆日産 2011年2月度の生産・販売・輸出実績を発表◆
日産は3月25日(金)、2011年2月度の生産、販売、輸出実績を発表した。
グローバル生産は、350,093台と、2月として過去最高を記録。
国内生産は、輸出モデルが台数を伸ばす一方、エコカー補助金終了による台数減が影響し、93,432台と前年を下回った。
海外生産は、256,661台で前年を上回り、2月として過去最高を記録した。
グローバル販売は、356,107台と前年を上回り、2月として過去最高を記録した。
しかし国内販売は、60,375台と前年を下回った。
輸出は、54,215台と前年実績を上回り、北米輸出では、新型車「ジューク」、「クエスト」、「ローグ」等の台数が増え、欧州輸出では、主にロシア向けモデルが台数増となった。
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◆トヨタ 2月度の生産・国内販売・輸出実績を発表◆
トヨタは3月25日(金)、2月のトヨタ、ダイハツ、日野の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
国内生産ではトヨタは28.4万台、ダイハツは5.7万台で前年同月実績を下回り、日野は9.6千台と16ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は35万台で前年同月実績を下回った。
海外生産では、トヨタは、南アフリカ、アジア、北米等で生産が増加、35.1万台で4ヶ月連続で前年を上回った。
ダイハツもインドネシア等で生産が増加、13.8千台で16ヶ月連続で前年を上回った。
日野は、アジアで増加し、1.1千台と、6ヶ月連続で前年を上回り、合計36.6万台と4ヶ月連続で前年実績を上回る好調となった。
販売では、トヨタは11.9万台で前年同月実績を下回り、そのうちレクサスの販売は3,473台で、前年同月実績を上回った。
ダイハツは、5.12万台で前年を下回り、そのうち軽自動車の販売は、5.09万台でこちらも下回った。
日野は2.6千台で、3ヶ月連続で前年を上回り、普通トラックの販売は1.5千台だった。合計は、17.2万台で前年を下回った。
輸出は、トヨタは中南米、欧州、アジア、中近東、アフリカ向け輸出が増加、16.2万台で2ヶ月ぶりに前年実績を上回った。
ダイハツは、全地域で輸出が減少、1.9千台で前年を下回り、日野は、北米、アフリカ、中近東、欧州への輸出が増加し、5.8千台で16ヶ月連続で前年を上回った。
合計は、17万台で2ヶ月ぶりに前年を上回った。




