『Racing Boysチャリティー・イベント』
東日本震災発生から3週間。さまざまな義捐活動が行なわれているが、2輪と4輪のモーターレーシングの橋渡しをする『Racing Boysチャリティー・イベント』が行なわれることが決まった。
『Racing Boysチャリティー・イベント』は、1995年の阪神大震災のときにも、「モータースポーツマン チャリティー」としての活動を行なったレース・フォトグラファーの原富治雄さんを中心に、F1の解説でお馴染みの今宮純さん、2輪のWGPを追う遠藤智さんが発起人となって行なわれる。
代表発起人の原さんは、「モータースポーツは安全な社会があってこそ成立するものと思っています。今回も、まずは我々の出来ることを出来る範囲で行動しょうと考えてスタートしました」と語っている。
タイトルの「Racing Boys」は、モータースポーツを中心に、走る人、支える人、伝える人、観客など、限られた場所と時間の中で、感動とか想いなどを共有しているすべての人々の輪を意味した名称という。
もともと、イベントが予定される4月23日は、1970年代に一世を風靡した富士グランチャンピオンシリーズの写真展を行なう予定だったが、震災に役立つイベントとして再構築されたもの。
関係者はボランティアで参加し、総ての収益は、日本赤十字社を通して全額を義援金として贈られる。
『Racing Boysチャリティー・イベント』詳細
◇日時:4 月23日(土曜日)正午より3時間程度
◇場所:味の素スタジアム レセプションホール(調布市)
◇内容:モータースポーツアスリート(国内外の選手)からの提供品でのオークションを中心に募金活動+トークショー
◇入場:無料
◇発起人:原富治雄(代表)/今宮 純/遠藤 智
◇サポート:鮒子田寛、木立治、阿部 正和、山口正己
◇協力:味の素スタジアム
*今後の詳細は、『Racing Boysチャリティー・イベント』ホームページで伝えられるほか、東京中日スポーツ新聞、モータースポーツ専門誌の誌面やインターネット、関係者のブログなどで伝えられる予定。