STINGER レーシングナビ 4月4日号
◆[SUPER GT] 第2戦富士を東日本大震災の復興支援大会に◆
2010年に富士スピードウェイで開催されたJAFグランプリの1シーン。
4月1日(金)、富士スピードウェイは、4月30日(土)から5月1日(日)に開催予定の2011 SUPER GT Round 2 富士GT400kmレースを、「東日本大震災復興支援大会」 とし、大会期間中は会場内において支援活動を実施すると発表した。
チケットは4月1日より販売を開始し、また支援活動の詳細は今後詳細が発表される。
◆代表取締役社長 加藤裕明
「このたびの大地震で被災されました方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念しております」。
「現在、モータースポーツ界でも様々な支援活動が展開されております」。
「弊社でも募金活動や物資支援などを実施させていただいておりますが、本大会を復興支援大会とすることで、少しでもお役に立てればと思います」。
「会場内での具体的な支援活動については、GTアソシエイションや各参戦チーム・ドライバーをはじめとする関係者の皆様と協議し別途発表させていただきますが、ご来場いただくモータースポーツファンの皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」。
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◆[MotoGP] 第2戦スペイン ロレンソが優勝。青山が自己最高位4位◆
MotoGP第2戦、スペインGPが4月3日(日)、ヘレス・サーキットで開催された。
前日に行なわれた予選では、ケーシー・ストーナーがポール・ポジションを獲得、ダニ・ペドロサが2位に入り、ホンダの1-2体制が築かれた。
決勝レースは、8周目、ヴァレンティーノ・ロッシが2位に浮上した瞬間に転倒、これにケーシー・ストーナーも巻き込まれた。
ロッシは無事にコースに復帰したが、ストーナーはリタイヤとなった。
その後も転倒が続出する混乱のレースとなったが、予選3番手のホルヘ・ロレンソが終始安定したペースで走行し、見事2年連続の優勝を飾った。
続く2位にはダニ・ペドロサで、こちらも2年連続2位を獲得、3位にはニッキー・へイデンが入賞し、今シーズン初の表彰台となった。
予選10番手からスタートした青山博一は、好調なペースでレースを展開し、ポジションを順調にアップさせていった。
レース終了間際には猛烈な追い上げを見せ、3位のへイデンまで0.0466秒差まで追い上げたが、惜しくも4位でフィニッシュとなった。
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 1 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 50’49.046
2 26 ダニ・ペドロサ ホンダ +19.339
3 69 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ +29.085
4 7 青山博一 ホンダ +29.551
5 46 ヴァレンティーノ・ロッシ ドゥカティ +1’02.227