リリース-ピレリ【マレーシアGP(土)】
路面温度摂氏44度というコンディションの下、24台のF1マシンがピレリPゼロタイヤを装着してマレーシアGPの予選に臨んだ。レッドブルとマクラーレンが激しい争いを展開し、最後にオーストラリアGPのウィナー、セバスチャン・フェッテルが1分34秒876というタイムでポール・ポジションを獲得。ルイス・ハミルトンのマクラーレンがこれに続いた。
◆ポール・ヘンベリー (ピレリ・タイヤ テクニカル・ディレクター)
「マレーシアはシーズンを通じても予選のコンディションが最も過酷なコースのひとつだろう。路面はずっとドライだったので、外的な要因に左右されることなく、タイヤの性能を判定することができた。明日は降水確率が90パーセントということなので、予選と同じようにはいかない可能性が高い。ソフト・タイヤとハードタイヤの間にはラップタイムの差が1.2秒ほどあり、これがレース展開に影響を及ぼすことは間違いない。今日の展開から考えて、明日は見所の多い好レースが期待できるだろう」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】