フリー走行2 序盤
<13時50分>
フリー走行2開始まで10分。気温は22℃のままだが、体感温度はずっと高く感じる。路面温度は、フリー走行1終了時点と同じ30℃を示している。
フリー走行1の結果は、相変わらずレッドブルの2台が好調を誇示したが、5番手につけた17ペレス/ザウバーも注目された。まだ初日でタイム比較は意味が薄いとはいえ、周囲は、前にレッドブルの2台と8ロズベルグ/メルセデスと5アロンソ/フェラーリ、後ろに、3ハミルトン/マクラーレンと7シューマッハ/メルセデスが連なるポジションだ。
一方、S.ペレスのチームメイトの小林可夢偉は17番手に沈んでいるが、これは、可夢偉車だけがアップデート・キットを組み込んだが、机上でプラスだったその効果を示すまでに至らず、言わば産みの苦しみを味わっていることろかもしれない。
ピレリが新しく投入したスーパーハード・タイヤの”持ち”の確認作業を進めつつ、セッティングを煮詰めるフリー走行2が始まる。
<14時00分>
グリーンライトオン。
<14時02分>
19アルゲルスアリ/トロロッソが確認周回を行なわず、いきなり連続走行に入った。
<14時04分>
19アルゲルスアリ/トロロッソが1分29秒台を記録する。
16小林可夢偉/ザウバーが1分28秒台でトップタイム。
<14時06分>
19アルゲルスアリ/トロロッソ、9ハイドフェルと/ルノー、6マッサ/フェラーリが16小林可夢偉/ザウバーのタイムを更新する。トップの6マッサ/フェラーリは1分27秒056。
そのタイムをフェラーリの同僚フェルナンド・アロンソが大きく更新、唯一の1分25秒台。F.アロンソは、木曜日の会見で、”地元では応援があるからコンマ5秒は速くなるんじゃないか”という質問に、「それは大げさとしても、コンマ1秒は速くなる」と答えていた。
<14時08分>
16小林可夢偉/ザウバーが午前中の自己ベストを更新して4番手。さらにセクター1、セクター2と自己ベストを塗り替えた。
<14時10分>
4バトン/マクラーレンが、フェルナンド・アロンソに次ぐ2番手。さらにタイムを削って5アロンソ/フェラーリと同じ1分25秒台に入れた。
セクタータイムは、1と2が5アロンソ/フェラーリ、3が4バトン/マクラーレンが区間ベスト。
5アロンソ/フェラーリ、4バトン/マクラーレン、6マッサ/フェラーリ、9ハイドフェルト/ルノー、10ペトロフ/ルノー、16小林可夢偉/ザウバー、17ペレス/ザウバー、19アルゲルスアリ/トロロッソ、11バリチェロ/ウィリアムズ、12マルドナド/ウィリアムズと続いている。
<14時16分>
気温は22℃、路面温度は37℃に上がった。
<14時20分>
3ハミルトン/マクラーレンが5アロンソ/フェラーリのタイムを塗り替えた。セクタータイムは、5アロンソ/フェラーリ、3ハミルトン/マクラーレン、4バトン/マクラーレンが区間ベストを分け合っている。
<14時24分>
12マルドナド/ウィリアムズが、3ハミルトン/マクラーレン、5アロンソ/フェラーリ、4バトン/マクラーレンに続く4番手のタイムをマークした。この4人だけが1分25秒台。
<14時25分>
12マルドナド/ウィリアムズがさらにタイムを短縮して4バトン/マクラーレンの前の3番手に躍進した。10ペトロフ/ルノーが5番手、19アルゲルスアリ/トロロッソが6番手と、ザウバーの小林可夢偉のライバルたちが好調だ。
小林可夢偉は現時点で12番手。チームメイトの17ペレス/ザウバーは1分27秒台に入れて9番手にいる。