F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆エイドリアン･スーティル
フリー走行3=11位 / 予選=10位
「週末全体で、マシンはすごく上手く機能してるし、今日はQ3に進出するチャンスがある思ってたんだ。本当に上手くラップをまとめないといけないことは分かっていたよ。マシンの限界を引き出せたから、この結果は素晴らしい物だと感じてるよ。レースに向けて、ソフト･タイヤのセットを残した方がいいだろうと思って、Q3ではトラックに出て行かなかったんだ。それにQ2では、前のポジションの（ニック･）ハイドフェルトが僕からコンマ3秒離れてて、状況を改善するのが難しいかったんだ。このグリッド･ポジションはすごくいい位置だけど、重要なのはレースだから、できれば明日は今日のグリッドをポイント獲得に活かしたいね」。

◆ポール･ディ･レスタ
フリー走行3=13位 / 予選=12位
「昨日は、計測ラップをたった3周しか走れなかったから、昨日のフリー走行で起きた問題のあと、今日は不利になることは分かってたんだ。だけど、午前中のセッションで、予選の前にマシンのスピードを上げようと全力を尽くしたよ。Q2での最後のフライング･ラップでは、ギリギリの状況で、ターン17でダウンシフトをミスして、ワイドに膨らむという小さなミスをしてしまったんだ。そのせいで、ラップの序盤で稼いだアドバンテージをロスしてしまったんだ。明日は12番手からスタートするけど、今週末に起こったことを考えれば、それ程悪くないポジションだよ。前向きに構えてるし、ポイント獲得のチャンスはありそうだね。重い燃料を積んでのロングランを走っていないから、どの空力バランスでスタートさせるのかとか、どこでタイヤをセーブする必要があるのかについては、わかりきれてないんだ。だから、現状でわかっていることを最大限に引き出せるようにトライするよ」。