F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆フェルナンド･アロンソ
フリー走行3=2位 / 予選=4位
「周りはいろいろなことを言っていたけど、状況は把握していたから、期待はずれな予選結果だとは思ってないよ。目標はマクラーレンに負けないことで、できれば2台とも抑えたかったけど、間に割り込む形になった。少しぐらい規則が変わっても、大きな影響はないと思っていたんだ。レッドブルが本命であることはこれまでどおりだね。シルバーストンではもうすこし重要な変更があるけれど、ほぼ全チームが影響を受けるということを忘れちゃいけないんだ。Q3の2回目では全力を出したけど、途中でタイムの伸びがないとわかったから、速く切り上げて、できるだけ履いていたオプション･タイヤの消耗を抑えることにしたんだ。明日はチームごとにさまざまな戦術を採ってくるだろうね。目標は表彰台に立つことで、十分に可能性はあると思う。マシンの開発は順調に進んでいるけど、空力面では大きく遅れてて、取りもどすには2〜3ヶ月かかるかもしれない。追いつくのは難しいけど、できるだけのことをするつもりだよ」。

◆フェリペ･マッサ
フリー走行3=3位 / 予選=5位
「4〜5位なら悪くはないけど、なかなか難しい予選だったよ。マクラーレンは予選が始まるまでにペースを挙げてきたし、レッドブルは相変わらず強かった。ここ何戦かで僕たちもよくなってきてるし、この調子を維持していきたいね。来年のレギュレーションは今年とほとんどかわらないから、開発の成果をそのまま活かすことができるよ。新しいミディアム･コンパウンドでは、昨日以上に苦しめられたよ。路面にゴムが付着したことと、温度が上がったことで、僕たちには不利になったのかもしれないね。どんな作戦を採るか興味深いところだけど、去年と同様に、1回のピットストップで走りきるのは無理だろうね」。