オリジナル リリース-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【ヨーロッパGP(日)】
◆エイドリアン・スーティル
グリッド=10番 / 決勝=9位
「9位でゴールできたのは素晴しいことだし、今回は初日からマシンの性能を引き出せてたんだ。好スタートを切って(ニック・)ハイドフェルトを抜いて、最初のピットストップまで(ミハエル・)シューマッハについていったよ。ただ、抜くところまではいけなかったんだ。レース中盤は邪魔のない状態で走れたから、ペースを上げて8番手に浮上していたよ。最後のタイヤ交換を済ませたところで、ピットストップ2回の(ハイメ・)アルゲルスアリに先行されていたんだ。頑張って抜き返そうとしたけど、DRS(可変リヤウイング)ゾーンの設定が厳しくて、そのまま9位でフィニッシュしたよ。マシンは終始いい状態で、チームのためにもこの結果は大きかったと思う」。
◆ポール・ディ・レスタ
グリッド=12番 / 決勝=14位
「今日は作戦が上手くいったとは言えないみたいだね。最初の走行では、ピットストップのタイミングが遅くて、グリップしない状態で2週ほど走らなければならなかったんだ。2回目のタイヤ交換でそれを補って、ハイドフェルトと(ルーベンス・)バリチェロを交わしたけど、3回目にまた逆転されてしまったんだ。タイヤが消耗すると2秒以上もペースが落ちてしまって、中団の混戦の中では苦しかったよ。それがなくても、今日ポイントを獲得することはできなかっただろうね。DRSを使っても追い越しが思ったより難しかったから。そういうわけだから、今日はあまりいいレースにならなかったけど、早く切り替えて地元のシルバーストンで頑張るつもりだよ」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】