オリジナル リリース-ロータス・ルノーGP【イギリスGP(日)】
【イギリスGP 決勝】
◆ニック・ハイドフェルト
グリッド=16番 / 決勝=8位
「土曜の結果から厳しいレースが予想していたけど、もちろんあきらめていたわけじゃない。スタートはよかったけど、最初の2〜3コーナーがものすごく込み合ってて、無事に切り抜けられただけでもラッキーだったよ。問題は、いつインターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)をスリック・タイヤに交換するかということで、僕たちは早めにピットストップをおこなったんだ。いいタイミングだったけど、それほど大きなアドバンテージは得られなかったね。それからは、タイヤの状態を見ながら前を追って、ミハエル(・シューマッハ)やエイドリアン(・スーティル)たちの攻勢をしのぐ面白い展開になったんだ。攻めと守り、それにペース配分のバランスを考えながら走るのは楽しかったし、上手くいって貴重な4ポイントを獲得することができたよ」。
◆ヴィタリー・ペトロフ
グリッド=14番 / 決勝=12位
「たいへんなレースだったとは思わないけど、インターミディエイト・タイヤではトラクションがまったくかからなくて、あっさりほかのマシンに抜かれてしまったんだ。DRS(可変リヤウイング)がこのシルバーストンではまったく役に立たなかったよ。あれでは追い越せないから、使用可能な区間の位置を見直すべきだろうね。エイドリアンのすぐ後ろを走っていたんだけど、どうしても交わせなくて、イライラさせられたよ。バック・ストレートでKERS(運動エネルギー回生装置)を使っても抜けなくて、あの場所にDRSゾーンを設けるべきだと思う。スピードには問題なかったけど、今日はとにかく打つ手がなかったよ」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】