リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 【イギリスGP(日)】
【イギリスGP 決勝】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー
スですが、内容はオリジナルのものと同じです。
グリッド=10番 / 決勝=4位
「レースを終えるまでに、燃料をセーブしないといけなくなったんだ。それは、ブレーキの温度も下がってしまうということでもあるんだ。だから、ブレーキを使わなかったよ。それが、タイヤをずっとロックアップしていた理由なんだ。このことで、マーク(・ウェバー)にスリップにつかれて、前へ出られてしまって、最後の数周では、フェリペ(・マッサ)からポジションを守らなきゃいけなくなったんだ」。
「最終ラップで、チームはできる限りプッシュするように言ってきたんだけど、あの時点でフェリペはギャップをかなり縮めてきてたから、ポジションを守るのが難しかったよ。最後のラップでは今までにないくらいに接近していたんだ。最終コーナーでは、僕はインサイドをキープしていたし、ブレーキをできる限り強く踏んだんだ。僕たちは、運よく2台揃ってコーナーを曲がれたけど、フィニッシュ・ラインでは彼を打ち負かしたよ」。
「フィニッシュ・ラインを超えたときの声援は、まるで僕がレースに勝ったときみたいに大きなものだったから、観客のみんなには、すごくお礼が言いたいね。実際、ファンのみんなは、週末を通して素晴らしかった。シルバーストンにこんなにたくさんファンがいるのを今までに見たことがないし、彼らが僕を奮起させようとしてくれてるのを感じられたよ」。
「イギリスGPの中でもベストな物のひとつだと思うし、すでに、来年、またここに戻ってくるのを楽しみにしてるよ」。
◆ジェンソン・バトン
グリッド=5番 / 決勝=リタイア
「今日のレースでは、いろんなことが起きたんだ」。
「最後のピットストップまでは素晴らしいペースで、ルイスや、セバスチャン(・フェッテル)、そしてマークをとらえたんだ。彼らがピットに入ったときに、僕はもう1周するために、コース上に留まったんだ。ピットストップのあとには、マークと並べるか、マークの前に出られると思ったんだ」。
「だけど、ピットレーンを出たあとで、右のフロントホイールがはずれてしまって、すぐにマシンを止めなければいけなくなったんだ。右フロントタイヤ担当のクルーが、ホイールナットをなくしてしまって、彼がそれに気づいて、別のホイールナットに交換しようとしてたんだ。彼が手を動かす動作を見た、右フロントジャッキ担当のクルーが、マシンをジャッキから下ろす合図だと感じたんだと思う。そのあとで、ロリポップが上がったんだ。このんな問題は、できれば二度と起こって欲しくないね」。
「ホーム・グランプリの観衆の前だったから、特に残念だよ。レースを本当に楽しんでいたからね。レースの全てでペースはよかったし、ベイル・コーナーでインに入って、マッサをパスしたり、いいバトルをすごく楽しんでいたんだ」。
「ポイントを獲得できなくて残念だけど、ファンは何かを感じてくれたと思う。レースの最後で、ペースがいいドライバーにはチャンスがあったんだ。今日は、本当なら間違いなくポディウムに乗れてたと思う」。