オリジナル リリース-チーム･ロータス【ドイツGP プレビュー】
◆カルン･チャンドック
「まず、今週末チーム･ロータスでレースをするチャンスを与えてくれたトニー･フェルナンデス、カマルディン･マラナン、SMマサルディンにお礼を言いたい。チームに加わった時から、ずっとこんなチャンスが来る日を待っていたから、全力を尽くして、今年だけではなく、将来にも続くチームの進歩に貢献したいね。レースには、あくまで現実的な取り組み方をしたい。持てる力をすべて出して、3日間でできるだけ多くのことを吸収するつもりだよ。また、エンジニアたちと協力して、最善の仕事が出来ればと思ってる。日曜にはグリッドにつくことを考えると、気持が昂ぶるよ。世界には何100満員ものインド人ファンとロータスの支援者がいる。彼らの存在を力に、期待を裏切らないレースをしたいね」。
◆ヤルノ･トゥルーリ
「カルンと一緒に走るのは楽しみだし、彼がドイツで最大の力を発揮できるように、協力を惜しまないつもりだよ。チームがかねてから言っていたとおり、若いドライバーを支援するのは素晴しいことで、とりわけ最高峰に上り詰めることが難しい地域の新人を抜擢したのは、すごく嬉しいよ。サーキットの内外を問わず。役に立てればと思ってる」。
◆ヘイキ･コバライネン
「フリー走行が始まる前にルノー･スポールF1に依頼されて、ニュルブルグリンクの旧コースで撮影をおこなう予定だよ。2回ほど走ったけど、本当に素晴しい経験だったよ。歴史的な価値のあるサーキットだし、とにかく最高のコースだと思う。今のF1マシンであのコースを走るのは信じられないような試みだけど、やはり必要なランオフエリアがなかったり、路面が荒れていたりして難しいね。だから、もちろん全力では走れないけど、すごく楽しみにしてるよ」。
「レースの話に移ると、去年のドイツGPはホッケンハイムで開催されていたから、ロータスとしてニュルブルグリンクを走るのは今回が初めてだね。旧コースほどではないけど、現在のサーキットも起伏に富んで、高速から低速まで、さまざまなコーナーが組み合わされているんだ。ダウンフォースをどう設定するかが問題だろうね。ターン11からターン13のスピードを落としたくはないけど、1コーナーや最後のシケインなどの、高いグリップを必要とするヵ所もあって、妥協点を見出すのが容易じゃないんだ。天気も大きな要素になるね。スパとおなじように、晴れて暑かったかと思うと、激しい雨が降り出すんだ。だけど、そういうコンディションも嫌いじゃないよ。1周のうちにドライからウェットに変わるコースを上手く走るのは、ドライバーにとって重要な仕事のひとつだよ。実は、スタンドのファンには申し訳ないけど、そんな天気になれば面白いと、少し期待してるんだ」。
