決勝 序盤
<14時00分>
全車が浅い溝のインターミディエイト・タイヤを装着し、フォーメーション・ラップに入った。奇数グリッドは偶数グリッドに比べてドライに近い。
<14時01分>
コース上は水しぶきが上がる部分と、上がらない部分が混在している。
<14時03分>
1フェッテル/レッドブルがポール・ポジションから綺麗なスタートを決めた。2番グリッドのハミルトンはスタートで遅れるが、チームメイトの4バトン/マクラーレンの前に出て2番手のポジションを取り戻した。
16小林可夢偉/ザウバーは11番手までポジションを上げた。
<14時05分>
16小林可夢偉/ザウバーはさらに1台パスし、10番手で2周目に入った。
<14時07分>
5番手の5アロンソ/フェラーリが前を走る8ロズベルグ/メルセデスに1コーナーアウト側から並びオーバーテイク、4番手にポジション・アップした。
DRS(可変リヤウイング)の使用が許可された。
<14時08分>
2番手の3ハミルトン/マクラーレンは、先頭を走る1フェッテル/レッドブルをコーナー毎で追い詰める。しかし、1フェッテル/レッドブルもそれを許さず、先頭は緊迫の争いが続いている。
<14時09分>
5アロンソ/フェラーリがコースオフ、8ロズベルグ/メルセデスが再び4番手にポジションを上げることになった。
<14時11分>
1フェッテル/レッドブルが、少しはらんだ隙を見逃さず3ハミルトン/マクラーレンがトップに立った。
<14時12分>
先頭に立った3ハミルトン/マクラーレンは1分43秒台のタイムで、一気に1フェッテル/レッドブルとの差を広げる。
<14時14分>
3ハミルトン/マクラーレンは1分42秒台前半の最速タイムをたたき出し、1フェッテル/レッドブルとの差は3.2秒。
<14時15分>
16小林可夢偉/ザウバーは10番手、前の15ディ・レスタ/Fインディアとは6.9秒と差を付けられている。
トップを走る3ハミルトン/マクラーレンは1分41秒台でファステスト。1フェッテル/レッドブルとの差は4.5秒まで拡がった。
<14時16分>
6マッサ/フェラーリがコースアウトし、スピンするがコースに復帰した。9番手までポジションを落とした。
<14時17分>
3ハミルトン/マクラーレンは立て続けにファステスト・ラップを更新、1分40秒台までタイムを上げてきた。
5アロンソ/フェラーリが8ロズベルグ/メルセデスをパス、4番手にポジションを上げた。
<14時19分>
5アロンソ/フェラーリが1分40秒台でファステスト。
6マッサ/フェラーリは先ほどのスピンでリアウィングを接触し、翼端板を破損した。
<14時21分>
2ウェバー/レッドブルがピットイン、スーパーソフト・タイヤを装着しコースに戻る。同じタイミングで6マッサ/フェラーリもピットに入り、スーパーソフト・タイヤを装着。
5アロンソ/フェラーリが1分39秒台のファステスト・タイムを記録。
<14時22分>
トップを走る3ハミルトン/マクラーレンが1分39秒台でファステスト・タイムを更新。
4バトン/マクラーレンがピットイン、スーパーソフト・タイヤを装着し、コースに戻る。コースは確実に乾きつつある。
<14時23分>
5アロンソ/フェラーリが1分39秒台でファステスト・タイムを更新。
2ウェバー/レッドブルがセクター1、6マッサ/フェラーリがセクター3で区間ベストタイム。それをみた3ハミルトン/マクラーレン、1フェッテル/レッドブル、5アロンソ/フェラーリがピットイン。3台ともスーパーソフト・タイヤを装着して、コースに戻った。
<14時25分>
7番手を走行していた16小林可夢偉/ザウバーもピットイン、スーパーソフトを装着し追い上げを狙う。
現在先頭はインターミディエイトを装着した7シューマッハ/メルセデス。しかし、3ハミルトン/マクラーレンが最終セクションでオーバーテイク。
<14時26分>
4バトン/マクラーレンが1フェッテル/レッドブルをパスし2番手、マクラーレンが1-2体制となった。
<14時27分>
2ウェバー/レッドブルがまだタイヤが暖まりきっていない5アロンソ/フェラーリをパス、5番手にポジションを上げた。
トップの3ハミルトン/マクラーレンは1分31秒台でファステスト・タイムを更新。2番手の4バトン/マクラーレンには5.2秒の差を付けている。
<14時28分>
12マルドナド/ウィリアムズがピットレーンのスピード違反でドライブスルーのペナルティが課せられた。
<14時30分>
16周目終了時点でのオーダーは以下の通り。
1. 3ハミルトン/マクラーレン
2. 4バトン/マクラーレン
3. 1フェッテル/レッドブル
4. 2ウェバー/レッドブル
5. 5アロンソ/フェラーリ
6. 8ロズベルグ/メルセデス
7. 15ディ・レスタ/Fインディア
8. 7シューマッハ/メルセデス
9. 6マッサ/フェラーリ
10. 16小林可夢偉/ザウバー
11. 11バリチェロ/ウィリアムズ
12. 10ペトロフ/ルノー
13. 12マルドナド/ウィリアムズ
14. 18ブエミ/トロロッソ
15. 19アルゲルスアリ/トロロッソ
16. 20コバライネン/ロータス
17. 9ハイドフェルト/ルノー
18. 14スーティル/Fインディア
19. 17ペレス/ザウバー
20. 24グロック/ヴァージン
21. 21トゥルーリ/ロータス
22. 25ダンブロシオ/ヴァージン
23. 22リカルド/HRT
24. 23リウッツィ/HRT
DRS計測開始地点からDRS使用可能地点の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能地点からブレーキを踏むまで使用できる