ハイドフェルト、「バルセロナよりも怖かった」
マシンは炎に包まれたが、ハイドフェルトは無事だった。
先週末に行なわれたハンガリーGPの決勝で、自身のマシンが炎上したロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルトは、スペインGPで体験した事故以上の恐怖を感じたと語った。
ハイドフェルトのマシンは、ハンガリーGP決勝中に行った2回目のピット作業終了間際に白煙を上げ、ピットレーンを抜けてコース上に戻ると、マシンのサイド・ポンツーンが爆発し、炎上した。
ハイドフェルトは、そのときの状況をオートスポーツに語った。
「バルセロナの時は左側を見ると小さく炎が見えたけど、今回は前を向いてる状態でも炎が見えたし、熱かったんだ。バルセロナのとき以上に恐怖を感じたよ。チームは原因を解明中なんだ。ピットストップが20秒もかかったわけじゃないけど、ピットに長く留まっていたかったことが原因の一つかもしれないね」。
原因を調査中のロータス・ルノーは、ピットで停止したマシンの前方に配置したエキゾーストの温度が上昇したことが原因でサイド・ポンツーンが炎上したと見ている。