STINGER レーシングナビ 8月11日号
【 レース 】
◆[フォーミュラ・ニッポン] 第4戦もてぎ オリベイラが今季初優勝◆
フォーミュラ・ニッポンの第4戦が8月6日(土)、7日(日)の両日、ツインリンクもてぎで開催された。
決勝では、序盤からオリベイラとロッテラーがレースをリード。
その後、18周目にロッテラーがピットイン、素早い作業でレースに復帰。その翌周にはオリベイラもピットインし、ロッテラーと同タイムの好ピット作業で首位で復帰した。
さらに35周目にもロッテラーのピットインの翌周にオリベイラがピットイン。ここではタイヤ交換で僅かにオリベイラがタイムロスしたが、ロッテラーより前でコースに復帰した。
終盤はロッテラーが首位のオリベイラを猛追したが、オリベイラが逃げ切りポール・トゥ・ウィンで今季初優勝を飾った。
2位にはロッテラー、3位は安定した走りを見せた中嶋一貴が入り、トヨタが表彰台を独占した、
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第4戦リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム/差
1 1 J.P.デ・オリベイラ TEAM IMPUL 1:26’07.270
2 36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S +0’01.960
3 37 中嶋 一貴 PETRONAS TEAM TOM’S +0’21.523
次戦、第5戦は9月3日(土)、4日(日)に鈴鹿サーキットで開催される。
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◆[全日本F3選手権] 第4大会 第8戦 関口雄飛がポール・トゥ・ウィン◆
全日本F3選手権、第4大会(第8戦、第9戦)が8月6日(土)と7日(日)の両日、ツインリンクもてぎで開催された。
6日(土)に行われた第8戦は、決勝直前に雨が降り出し、スタートを5分遅らせて午後3時20分に開始されたが、天候は雷雨となった。
レースはスピンするマシンが続出し、赤旗中段となり、1時間の中断で雨が止んだ後に再開された。
再スタート後は関口雄飛が首位をキープ、これを蒲生尚弥がハイペースで追う展開となった。
しかし、終盤はタイヤの磨耗によりペースが上がらず、関口がポール・トゥ・ウィンで優勝、蒲生は2位でフィニッシュ。3位は安田裕信が獲得した。
全日本F3選手権 第8戦リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム/差
1 50 関口雄飛 B-MAX ENGINEERING 1:33’30.813
2 1 蒲生尚弥 PETRONAS TEAM TOM’S 3.469
3 12 安田裕信 ThreeBond Racing 9.507
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◆[全日本F3選手権] 第4大会 第9戦 関口雄飛が完全制覇を達成◆
全日本F3選手権、第4大会 第9戦が8月7日(日)、ツインリンクもてぎで開催された。
好天に恵まれた第9戦は、ポール・ポジション・スタートの関口雄飛が序盤からレースをリード。
すぐに独走状態となり、後続の差を広げていった。
2位の安田裕信が必死に関口を追うが、この日も関口は圧倒的に速く、そのまま首位でチェッカーを受け2戦連続でポール・トゥ・ウィン。第4大会を完全制覇した。
2位は安田が獲得し、3位には山内英輝が入賞した。
全日本F3選手権 第9戦リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム/差
1 50 関口雄飛 B-MAX ENGINEERING 36’27.310
2 12 安田裕信 ThreeBond Racing +7.991
3 5 山内英輝 HANASHIMA RACING +10.885
次戦、第5大会は8月27日(土)、28日(日)に岡山国際サーキットで開催される。
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◆[NASCAR] スプリント・カップ・シリーズ 第21戦◆
8月7日(日)、ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「グッドサム RV インシュアランス 500」が開催された。
レースは中盤に雨が降り始め、123周目にはコース全域で雨が激しくなり、赤旗中断となった。
そして1時間以上に渡った中断の後、午後5時すぎにレースが再開された。
その後、レースはダッジのカート・ブッシュと、トヨタのカイル・ブッシュの兄弟による激しい首位争いになり、163周目にカイル・ブッシュが首位に立ち、グリーン下でのピット後も首位を守った。
しかし、185周目に追い上げてきたダッジのブラッド・ケゼロウスキーと、カイル・ブッシュが3ワイドでのバトルを展開。ブッシュが行き場を失い2位に後退した。
そのままケゼロウスキーが逃げ切り優勝、カイル・ブッシュは惜しくも2位でフィニッシュ。3位には、カート・ブッシュが入賞した。
第21戦 Good Sam RV Insurance 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー 車種 周回
1 13 2 ブラッド・ケゼロウスキー ダッジ 200
2 11 18 カイル・ブッシュ トヨタ 200
3 5 22 カート・ブッシュ ダッジ 200
32 23 42 ファン・パブロ・モントーヤ シボレー 198
次戦、第22戦は8月14日(日)、ニューヨーク州ワトキンス・グレン・インターナショナルのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。
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◆[NASCAR] ネイションワイド・シリーズ 第22戦 U.S. Cellular 250◆
8月6日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第22戦「U.S
.セルラー 250」がアイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。
この日のレースはフォードのリッキー・ステンハウス・Jr.とカール・エドワーズが好調で、そのまま1-2フィニッシュになるかと思われた。
しかし、チェッカー直前で首位のステンハウス・Jr.がエンジンブロー。その直後を走行していたチームメイトのエドワーズが追突し、2台はクラッシュしたまま1-2フィニッシュという劇的なゴールを迎えた。
3位にはシボレーのエリオット・サドラーがクラッシュに巻き込まれることなく無事にフィニッシュした。
第22戦 U.S. Cellular 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー 車種 周回
1 4 6 リッキー・ステンハウス・Jr. フォード 250
2 17 60 カール・エドワーズ フォード 250
3 1 2 エリオット・サドラー シボレー 250
次戦、第23戦は8月13日(土)、ワトキンス・グレン・インターナショナルのロードコースで行われる。
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◆[NASCAR] キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ 第14戦◆
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第14戦「グッドサム RV エマージェンシーロード・シリーズ」が8月6日 (土)と7日(日)にかけて、ポコノ・レースウェイで開催された。
6日(土)の決勝では、序盤からシボレーのケヴィン・ハーヴィックと、トヨタのカイル・ブッシュの激しい首位争いが展開された。
しかし、13周目に心配されていた雨が降り始め、この日3度目のイエローコーションが出された。
ここでブッシュはピットへ向かう途中にパンクに見舞われ、大きく順位を落としてしまった。
その後、レースは17周で赤旗中断となったが、結局雨は止まず、7日(日)の午前中に延期され、18周目から再開されることになった。
翌7日の午前9時5分にイエローコーションでレースが再開され、前日に順位を落としたブッシュが猛烈な追い上げを見せトップ10圏内まで浮上した。
その後もブッシュはイエローコーションなどをうまく使い2位にまで浮上し、首位のハーヴィックを追った。
レース47周目にイエローコーションが起きた為”グリーン・ホワイト・チェッカー”により3周延長された。
首位のハーヴィックはブッシュの猛追を逃げ切り、トップでチェッカーを受けポール・トゥ・ウィンを達成。
ブッシュは惜しくも2位でフィニッシュし、3位にはシボレーのジェームズ・ビュッシャーが入賞した。
第14戦 Good Sam RV Emergency Road Service 125 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー 車種 周回
1 1 2 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 53
2 2 18 カイル・ブッシュ トヨタ 53
3 6 31 ジェームス・ビュッシャー シボレー 53
14 3 8 ネルソン・ピケ・Jr. シボレー 53
次戦、第15戦は8月20日(土)にミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催される。
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◆吉本大樹 SUPER GT 第4戦SUGO レースリポート◆
レーシングドライバー、吉本大樹がSUPER GT第4戦、SUGOにトリプルa ヴァンテージGT2で参戦した。
7月30日(土)のフリー走行では、ウェット・タイヤの評価と、セットアップをメインに時間を費やした。
タイムは12番手だったが、刻々と変化する路面状況では悪くないフリー走行だったと、吉本は手応えを感じていた。
続く公式予選で、吉本はハード・タイヤでアタックしたがタイヤが温まらず、タイムを更新できなかった。
その後、チームメイトの星野と交代したが、こちらもタイムは伸びず、吉本が再びソフト・タイヤでアタックするも、天候やイエローフラッグに阻まれ16番手となった。
さらにチームが予選通過基準タイムを誤って認識していたため、タイムが通過基準に達していなかったことが判明、まさかの予選落ちとなってしまった。
7月31日(日)の決勝には18番グリッドから出走することになったが、スタート直前にマシントラブルが発生。
メカニックが必死の修復作業を進め、無事にレースをスタート、スタート・ドライバーは星野が担当し、着実に順位を上げていった。
後半に交代した吉本は更なる追い上げを見せ、レース終盤には8位までポジションをアップ。そのままチェッカーを受け、貴重なポイント獲得となった。
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◆富士スピードウェイ FSWミニろく第3戦 を開催◆
富士スピードウェイは8月21日(日)に、ミニバイクの耐久レース「FSWミニろく第3戦」を開催する。
同シリーズは、1チーム3名以上のライダーが6クラスに分かれて競う6時間耐久レースで、今大会ではレーシング・コースを舞台に争われる。
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◆ツインリンクもてぎ トライアル日本グランプリのエントリーとイベントを発表◆
8月10日(水)、ツインリンクもてぎは、8月20日(土)、21日(日)に開催する「2011 SPEA FIM トライアル世界選手権シリーズ 第7戦日本グランプリ」の暫定エントリー・リストが、国際モーターサイクリズム協会より発表、公開した。
大会中には、オフロードバイク誌「FREERIDE」とのコラボイベントとしてトライアル・ナイトを開催。
またライダーのトークショーや、サイン会、さらにセクション・ウォークなど、多数のイベントを実施する。
さらに大会終了後の翌22日(月)には「Afterトライアルライディングミート」を開催。藤波貴久、小川友幸、田中裕大を特別講師に迎え、トライアル走行を体験できるものとなっている。
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【 イベント 】
◆ LGDA 夏祭り2011 in MEGAWEB が開催◆
東京都、お台場のMEGAWEB(メガウェブ)で、8月14日(日)にレクサスGTドライバーとファンが集うイベント、「”LGDA夏祭り2011in MEGAWEB”君たちの未来へ〜No Race No Life〜」が開催される。
イベントはSUPER GTに参戦するGT500クラスのレクサス・ドライバーが主体となり、モータースポーツの魅力を幅広い層に伝えるという趣旨のもと毎年開催されている。
6回目となる今回は、SC430のデモ走行を実施。またLGDA縁日と題し、各チームによる祭りの縁日が設置される。
さらに東日本大震災復興支援一環として、物産展とチャリティー・オークションを行うほか、ドライバーと一緒に参加するコンテンツをはじめ、トークショーやカート教室、各種ゲームコーナーなど、様々なイベントが予定されている。
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【 放送スケジュール 】
◆今週のレース放送スケジュール◆
NASCAR 第21戦ポコノ
放送チャンネル:日テレG+
8/13(土) 5:30〜8:30
8/14(日) 5:30〜8:30(再放送)
MotoGP 第11戦チェコGP
放送チャンネル:日テレG+
8/13(土) 20:00〜23:15 全クラス予選(生放送) ※最大23:30まで放送
8/14(日) 17:45〜22:30 全クラス決勝(生放送) ※野球中継延長時、放送時間の変更有
放送チャンネル:日本テレビ地上波
8/14(日) 25:30〜26:30