ライコネンのキャップの秘密?! ~キミのようにキャップをかぶりたい!!~
(『ライコネン・ファンには必需品?! ドライバーズ・キャップ!!』から続く。)
F1ドライバーに欠かせないアクセサリーといえば、キャップだ。すべてのドライバーが、それぞれ自分のキャップをかぶってパドックを歩いている。キャップといっても、形はさまざま。キミ・ライコネンのキャップは、つばがまっすぐで、F1ファンには、あまり慣れない形をしているかもしれない。
「ライコネンがかぶっているキャップは、ほかのドライバーのキャップと何が違うの?」
上の画像で、ライコネンとグロジャンのキャップの形状を見比べてみてほしい。両者、なんとなーく違う形のキャップをかぶっているように見える。うーん、パッと見、ライコネンのツバがまっすぐで、グロジャンのツバが曲がっている。 ……けど、違いはそれだけなのかな??
実は、両者のキャップの一番の違いはというと、ツバがまっすぐということよりも、”クラウン(頭が入る部分)の深さ”にある。ライコネンがかぶっているもののクラウンは、ほかのキャップに比べ、深く大きく作られているのだ。形状的にも、ライコネンがかぶっているようなものは四角っぽい形状をしていて、特に横から見ると、おでこにあたる部分の頂点に「カド」ができているのが分かる。この、クラウンの形で、帽子の印象は大きく変わってゆくよ。
「同じに見えて全然別もの」だった!
だから、多くのドライバーが使用しているようなキャップでは、ライコネンのようなビジュアルでかぶるのは、難しいんだ。
今、F1を走っているドライバーで、このタイプのドライバーズ・キャップをかぶっているのは、K.ライコネン、F.アロンソ、D.リカルドの3人。
もし、上記の条件に当てはまる帽子を持っていて、「かぶってみたけど、なんだかキミっぽくないな。クラウンも深いし、ツバもちゃんとまっすぐなのに。」と思ったことはありませんか? じつは、「ツバがまっすぐ」といっても、ライコネンは少しだけ”ツバを曲げて”かぶっています。完全にまっすぐよりも、少し曲げるほうが、ライコネンのように、かっこよくキマります。
キャップは形が意外と複雑で、ツバの曲げ方ひとつで、印象がガラッと変わるんだ。
キミの帽子を持っていても、または形が似た帽子を持っていても、やっぱりキミっぽくかぶりたいよね。ライコネン風にかぶるための、ツバの折り曲げ方を紹介するよ。
【ライコネン風「ツバ」の折り曲げ方】
1.クラウンが深く、つばがまっすぐな帽子を用意。
2.ツバの先端(緑色の線)は、まっすぐなまま曲げずに、ツバの付け根(紫色の線)のみを、中心からゆるやなカーブを描くように曲げる。中心は強く曲げて、サイドに行くにつれ、緩やかに。
どうでしょう? 帽子は、ライコネン風な印象になったでしょうか?ライコネンの写真を見ながら、微調節すれば、更にキミっぽくかぶれます。
【キャップ着用例】
このように、お好みでサングラスなどを加えれば、ぼくだって、まるでライコネンのような風貌に。
キミファンの方、今年のF1観戦は、こんなスタイルをチャレンジしてみてはいかがですか?