STINGER レーシングナビ 8月15日号[INDY][MotoGP]決勝情報追加
【 レース 】
◆[INDY] 第12戦ニューハンプシャー フランキッティがポール・ポジション獲得◆
IZODインディカー・シリーズ 第12戦ニューハンプシャー予選が8月13日(土)、ニュー・ハンプシャー・モーター・スピードウェイで開催された。
予選では、ポイントリーダーのダリオ・フランキッティが合計タイム43秒1976をマーク、また唯一の平均スピード170マイル台もマークした。
この見事な走りでフランキッティは今季2回目となるポール・ポジションを獲得した。
予選2番手はオリオール・セルビアが入り、首位に0.2573秒差の43秒4549を記録。
セルビアは今季のベストグリッドを獲得した。
3番手はトニー・カナーンで、トップ3グリッドはベテラン勢によって占められた。
佐藤琢磨は、マシンのセッティングがコース・コンディションにマッチせず、43秒6573で予選8番手となった。
第12戦ニューハンプシャー 予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム
1 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 0:43.1976
2 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing 0:43.4549
3 82 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus 0:43.4890
8 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 0:43.6573
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◆[INDY] 第12戦ニューハンプシャー決勝 ハンターレイが今季初優勝◆
8月14日(日)、IZODインディカー・シリーズ 第12戦ニューハンプシャーの決勝が開催された。
レースは100周を迎える前に雨が降り出し、フルコースコーションで周回が重ねられた。
さらにゴール間近の200周を超えてから雨が若干強くなり、レースコントロールは216周目にリスタートを切る決断を下したが、これにより多重クラッシュが発生してしまった。
グリーンフラッグが振られようというところで、6位のダニカ・パトリックがスピン。
パトリックのマシンは5位のウィル・パワーの前を横切ったため大混乱となり、パワー、佐藤琢磨らが巻き込まれクラッシュしてしまった。
その後もフルコースコーションで続行されたが、一旦赤旗でストップされ、続行は不可能と判断された。
レースは多重クラッシュが発生した216周目にはグリーンフラッグが出ていなかったことから、215周目の順位を最終結果として採用した。
その結果、優勝はライアン・ハンターレイとなり、オリオール・セルビアが2位、スコット・ディクソンが3位となった。
佐藤琢磨は2位を走行するなど快走を見せたが、ダリオ・フランキッティと接触、ダメージを負いピットストップを余儀なくされた。
またその後は一時は首位に躍り出るも、最後のピットインを行わねばならず、最終的に7位でレースを終えた。
第12戦ニューハンプシャー 決勝リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム
1 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport 1:58:01.5843
2 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing +0.2361
3 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing +1.4839
7 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus +4.1174
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◆[MotoGP] 第11戦チェコ予選 ダニ・ペドロサが今季初のポール・ポジション◆
MotoGP 第11戦、チェコGPの予選が8月13日(土)、ブルノ・サーキットで開催された。
予選は、ホンダのダニ・ペドロサが好調な走りを見せ、最終ラップではソフト・タイヤでベストラップを刻む完璧な走りで今季初となるポール・ポジション獲得となった。
ペドロサはシーズン前半、速さを見せながらも怪我による欠場が続いたため、今後の追い上げが期待されている。
続く予選2番手に入ったのはヤマハのホルヘ・ロレンソ、安定感を向上させたセッティングで上位をキープ。首位に僅差で2位を獲得した。
予選3番手は今季絶好調のケーシー・ストーナーで、マシン・セッティングなどに苦戦しながらも、見事な走りで今季10回目のフロントロー獲得となった。
また夏休み期間中に、背中の状態が改善した青山博一は予選10番手を獲得した。
第11戦チェコ 予選リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 26 ダニ・ペドロサ ホンダ 1:56.591
2 1 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ +0.113
3 27 ケーシー・ストーナー ホンダ +0.269
6 46 ヴァレンティーノ・ロッシ ドゥカティ +0.776
10 7 青山博一 ホンダ +1.193
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◆[MotoGP] 第11戦チェコ決勝 ストーナーが優勝。ホンダが表彰台独占を達成◆
MotoGP第11戦、チェコGPの決勝が8月14日(日)に開催された。
レースは予選3番手スタートのケーシー・ストーナーが3周目に首位に浮上。
それからは1分57秒台のハイペースで独走体制となり、後続を寄せ付けない走りで優勝。圧倒的な強さで今季6勝目を飾
った。
ストーナーはフリー走行、予選ともセッティングが決まらず苦戦したが、決勝前にセッティングが改善。
これで本来の調子を取り戻し、優勝を勝ち取った。
2位には、チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾが入賞。さらに3位にマルコ・シモンチェリが入賞し、ホンダが表彰台を独占した。
3位のシモンチェリはこれまで幾度となく表彰台が期待されたが、いずれも獲得には至らなかった。
今回のレースでシモンチェリは好スタートを切ると、そのまま上位をキープ。
中盤に3位に浮上すると、4位のホルヘ・ロレンソの追撃をかわし、初の表彰台獲得を達成した。
予選10番手スタートの青山博一は、序盤に14位まで順位を落としたが、中盤以降はペースを上げることに成功して9位でフィニッシュした。
第11戦チェコ 決勝リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 27 ケーシー・ストーナー ホンダ 43:16.796
2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +6.532
3 58 マルコ・シモンチェリ ホンダ +7.792
6 46 ヴァレンティーノ・ロッシ ドゥカティ +12.632
9 7 青山博一 ホンダ +25.202
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◆[SUPER GT] 第5戦 「第40回ポッカ GT サマースペシャル」が今週末に開催◆
2010年のポッカ GT サマースペシャルの様子。夜まで続くレースのため、マシンは補助灯が特徴的。
SUPER GT第5戦、「第40回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」が8月20日(土)、21日(日)に鈴鹿サーキットで開催される。
今年のポッカGTサマースペシャルは、節電の配慮によりレース距離を700kmから500kmに短縮して開催。
走行距離が短くなった分、ハイスピード・バトルが予想され、またタイヤに厳しい夏の500kmレースを攻略するため、各メーカー、チームのタイヤ戦略にも注目が集まる。
さらに20日には現在F1に参戦中の小林可夢偉の来場が予定されて、プレミアム・トークなどのイベントを実施。ファンとの交流が予定されている。
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◆[SUPER GT] 第8戦 もてぎGT250kmレースのチケットを発売◆
2010年のもてぎ250kmの様子。
ツインリンクもてぎは、10月15日(土)、16日(日)に開催するSUPER GT第8戦、もてぎ250kmレースのチケットを、8月13日(土)に発売を開始した。
最終戦として開催されるもてぎは、ノーハンディ・ウェイトによる激しいバトルが展開され、高い人気を誇るレースとなる。
今年はホンダ、ARTA、そして新たにスバルのファンシートが用意され、マシンの展示等が実施される。