F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ハイメ･アルゲルスアリ
フリー走行3=3位 / 予選=6位
「これは僕自身最高の予選結果だし、チームにとっても今年のいちばんの成績だよ。それだけじゃなくて、チームメイトがもう少しでQ3進出というところまでいったのは、力がついてきた証拠だろうね。真っ先にピットを離れてクリアラップを取るという戦術面でも、チームの働きは見事だったよ。インターミディエイト（ドライとレインの中間の浅溝タイヤ）とレイン･タイヤでの感触がよかったから、天気が味方したという面もあるけど、ドライでも速く走れていたんだ。ハンガリーの時よりマシンは確実に進歩しるし、この2日間でそれについての理解も深まったよ。DRS（可変リヤウイング）の効果が、これまでより改善されてるんだ。明日はできるだけ多くのポイントを獲得したいけど、マシンのポテンシャルは十分だから、冷静にレースをすれば、達成可能な目標さ。3列目からのスタートは緊張するし、難しいと思う。できればドライ･コンディションでのレースになってほしいね」。

◆セバスチャン･ブエミ
フリー走行3=6位 / 予選=11位
「雨が止んだあと、路面は急速に乾いていったから、なかなか難しい予選にだったよ。アタックするタイミングがすごく難しかったから。最後の方までは上手くいっていたんだけど、もう少しというところでミスをしてしまったんだ。自分自身に腹が立つけど、11位でも悪くはない結果だろうね。レース用のセッティングについては、上々の妥協点を見出すことができたよ。チームが大きく前進していることは間違いないから、それも決勝の結果に結びつけたい。肝心なのは、明日の成績だよ」。