オリジナル リリース-スクーデリア・トロロッソ【ベルギーGP(日)】
◆セバスチャン・ブエミ
グリッド=11番 / 決勝=リタイア
「素晴らしいスタートを切って、1コーナーで、8番手グリッドから6位に順位を上げたんだ。凄かったよ。(フェルナンド・)アロンソや(ルイス・)ハミルトンのペースについていけたからね。そのあと、(セルジオ・)ペレスが僕を追い抜こうとしてきて、マシンのリアに当たってきたんだ。この接触で完全にリヤウイングが壊れてしまって、ピットに戻ると、レースをリタイヤする以外の選択肢がなくなってしまったんだ。彼が何をしようとしていたのか、まったく理解できないよ。僕は、完全に彼の前にいたんだから。彼はブレーキを踏むのを忘れていたんじゃないかな。次のレースは、チームのホームレースのモンツァでのレースになるし、パフォーマンスの面では、僕たちのマシンは進歩してるみたいだから、何ができるか見てみよう」。
◆ハイメ・アルゲルスアリ
グリッド=6番 / 決勝=リタイア
「あまりほかのドライバーを悪く言いたくはないんだけど、誰が見ても状況はハッキリしていると思う。スタートのあと、ヘアピンの侵入で(ブルーノ・)セナが僕のインサイド側にいて、(フェルナンド・)アロンソが僕のアウトサイド側にいたんだ。僕はその二人に挟まれていて、セナが完全にブレーキング・ポイントを見失って、僕に当たってきた。僕をフェラーリの通り道に押しやったんだ。今週末、ポジティブなことはたくさんあったけど、マシンは、チームの懸命な作業に報いるためのポイントを獲得できるだけの速さがあったんだ。6番手からスタートするなんてことは、僕たちにとってはめったにあることじゃないから、チームのみんなに申し訳なく思う。今は、モンツァで行われる次のレースを楽しみにしてるよ。モンツァでは、僕たちが競争力不足で、ポイントを獲得できないなんて理由はどこにもないからね」。
【翻訳:Atusi Kitami】