オリジナル リリース-レッドブル・レーシング【ベルギーGP(日)】
◆セバスチャン・フェッテル
グリッド=1番 / 決勝=1位
「タイヤの扱いが難しかったけど、いいレースができて喜んでるよ。序盤はレースをしながらタイヤの状態を探るという感じで、早めにピットストップをおこなって、かなり不利になってしまったんだ。それでも感触は悪くなかったから、セーフティ・カーがでたところでもう一度ピットに入って、タイヤの消耗を確認したんだ。走りながら確かめてもよかったんだけど、300km/h以上のスピードが出ているときにはそんな余裕がないし、停まって観察するのが一番だったからね。問題がないと判って、安心したよ。普段は日曜の朝までにレースの戦術はきまっているんだけど、今回は意見がまとまらなくて、難しい戦いになったんだ。結局、順位よりも確実に完走することを重視するという方針に落ち着いたよ。それだけに、この結果はすごく嬉しいよ。マシンの状態は素晴しいし、タイヤについても周回を重ねるごとに、よく判るようになっていったから、自信を持って攻めることができたよ」。
◆マーク・ウェバー
グリッド=3番 / 決勝=2位
「スタートした瞬間、アンチストールが働いて上手く加速しなくなってしまったんだ。スタート地点が上りだったせいかもしれないね。レース前にはタイヤの状態が心配で、真剣に話し合ったんだ。最終的には、正しい答えにたどり着けたtと思う。昨日まで、タイヤの消耗がかなり激しかったから、念のために早くピットストップをおこなうことにしたんだ。スタッフがコースに出て、肉眼でタイヤの状態を確認することもしていたけど、あまり成果はなかったみたいだね。そのあとセーフティ・カーがでたからピットに入ったけど、無線の電波がとどかなくて、ちゃんと準備できているかどうか確認がとれなかったんだ。それからは順調に周回を重ねて、1-2フィニッシュという最高の結果を出すことができたよ。チームにとって、これ以上の展開はないだろうね」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】