写真で振り返るベルギーGP
4週間の夏休みが終わり、各ドライバーがリフレッシュしてスパに集結。シーズンも後半戦へ。
F1ドライバーとして母国に凱旋したジェローム・ダンブロジオ。ベルギーGPにベルギー人ドライバーが登場するのは18年ぶり。1993年、当時ジョーダンのティエリー・ブーツェンがドライブして以来となった。
雨のオー・ルージュを責めるドライバーたち。雨でもこの急斜面を220km/hオーバーで駆け抜ける。
土曜日の夜には「ミハエル・シューマッハ20周年記念パーティ」が開催された。1991年、当時ジョーダンからデビューしたシューマッハは、初戦で予選7番手につける快走をみせ、翌GPからベネトンに移籍し、王者への道を歩み始めた。
レースはドライ・コンディションでスタート。一斉に第1コーナー、ラ・ソースに侵入!オー・ルージュに向けての先陣争いが過熱。 トロロッソのハイメ・アルゲルスアリは、自身最高位となる6番グリッドからのスタートであったが、他車との接触により、1コーナーでレースを終えてしまう。
可夢偉とコンタクトしたルイス・ハミルトンは、コントロールを失い、ガードレールの餌食に。
中段グループでは、ウィリアムズ勢が健闘。マルドナドは10位に入り、12戦目でようやく初ポイントをゲット。
レース終盤、24番グリッドからスタートしたミハエル・シューマッハが猛烈な追い上げでチームメイトの背後に。その後、ロズベルグを攻略し、5位でフィニッシュ。かつての強さを20年目のグランプリで見せてくれた。
レースは、危なげなくレッドブルが1-2フィニッシュ。フェッテルは2度目の王座に向け、大きく前進。
4戦ぶり、会心のナンバー1!
Photo by Jiri Krenek(from Praha / active pictures)
[まとめ/Atusi Kitami]