F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヴィタントニオ･リウッツィ
「地元のレースはドライバーにとっていろいろと考えさせられるものなんだ。F1マシンでモンツァを走るのはこれが5回目になるし、もちろんいいところを見せたい。地元のファンから声援を受けながら走るのは、格別な気分だよ。しかも、その場所がモンツァときてるから、言うことはないよ。今年はファンの人たちに喜んでもらえるよういろいろと工夫してるんだ。コース的にはシケインへ進入するブレーキング時の安定性と立ち上がりのトラクションが特に重要だね。ほかのマシンと接触したり、縁石に乗り上げたりしがちだから、スタート直後の第一シケインは特に注意しないといけないんだ。だからと言って、引いてばかりいたのでは順位を下げてしまうから、そのあたりが難しいところだね」。

◆ダニエル･リカルド
「モンツァを走るのは初めてじゃないけど、これまでとまったく違うマシン（F1のマシン）に乗ることになるね。僕はイタリア系だから、それが今回は力になってくれるかもしれない。モンツァは特殊なサーキットで、これまでに経験したコースとはかなり違ったアプローチが必要になるんだ。高速だけどシケインへの急制動もあから、これまでのデータはあまり役に立たないだろうね。スパではF1で初めて完走を逃したけど、そんなことは忘れて、頑張るつもりさ。今回のキーポイントはスピードだけど、チームが一丸となって戦えばいいレースになるはずさ」。