ルノー、ハイドフェルトの離脱を発表
ハイドフェルトは離脱し、後任はシーズン終了までセナが務める。
ロータス・ルノーGPは2日(金)、ケガで療養中のロバート・クビツァの代わりに起用したニック・ハイドフェルトがチームを離脱したことを発表した。
前戦のベルギーGPから、チームはハイドフェルトの代わりにブルーノ・セナを起用したため、ハイドフェルトはチームに対して法的処置をとることを検討していたものの、チームと法廷で争うことはなくなった。
◆ニック・ハイドフェルト
「もちろん、シーズンの途中でチームを離れることにはガッカリしてるよ。僕はまだチームへ大きく貢献できると思っていたけど、僕もチームも、将来のことに目を向けるべきだと考えたんだ。僕たちはお互いのコラボレーションを今日限りで終わらせることになった。エンストンの友人たちみんなの成功を祈ってるよ。1つ確かなことは、僕はまた最高レベルのレースに戻ってくるってことさ」。
◆エリック・ブーリエ(チーム代表)
「ニックとチームの対立は、最近のメディア報道のテーマになっていたが、我々は素早く適切な解決に達することができてうれしく思う。この決定は痛みを伴うもので、両者ともまた法的手段に講じたくはなかった。ニックのチームへの貢献には、本当に感謝している。ともに素晴らしい時間を過ごせたし、特にマレーシアで獲得した表彰台は忘れることはできない。彼は非常に力強いドライバーだ。彼の将来の活躍に期待している」。
また、チームは今シーズン、ヴィタリー・ペトロフと共にセナが最終戦までレギュラー・ドライバーを務め、サード・ドライバーはロメイン・グロジャンが務めることも明らかにした。
【翻訳:STINGER】