オリジナル リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【イタリアGP プレビュー】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー スですが、内容はオリジナルのものと同じです。
「去年はスパで優勝して、モンツァはリタイヤだったんだ。これが逆になることを期待してるよ。ベルギーのことはもう忘れたし、つぎはカート時代に長く過ごした大好きなイタリアのレースなんだ」。
「見通しは非常に明るいよ。まだモンツァで勝ったことがないから、是非、好成績を残したいね。DRS(可変リヤウイング)でマシンの状態がガラリと変わるから、今年の予選はすごく楽しみだよ。もちろん、レースでもいい走りができると思う」。
「DRSを自由に使える予選では、4本のストレートでスピードが20km/hも違ってくるんじゃないかな。予選タイムは決勝よりもはるかに速くて、しかも接戦になるはずだよ」。
「レースでは、レズモやパラボリカの立ち上がり、シケインへの進入が重要だから、ダウンフォースも必要になってくる」。
「今回も、また混戦になる条件が揃ってるから、楽しいレースができそうだよ」。
◆ジェンソン・バトン
「レースで使う仕様を選ぶのに、空気抵抗とダウンフォースの妥協点を探る作業が重要になるね。去年はルイスがスピード重視、僕がグリップ重視のセッティングでレースに臨んだんだ。その結果、タイムは悪くないけど、ストレートで十分に接近できなくて、順位を上げられないと言う状況になったんだ」。
「今年は、さらに新しい要素が加わるからね。追い越し可能なDRSゾーンが2ヵ所設定されるのは、今回で2度目だね。ひとつ目がとくに興味深いのは、アスカリ・シケインへの進入地点はコース幅が狭くて、しかもスピードが高いから。きっと迫真の場面が演じられるだろうね」。
「パラボリカの手前は、DRSを使ってそれ(アスカリ・シケイン)よりもスムーズな追い越しができそうだね。問題はそのあと、前に留まったままコーナーを抜けられるかどうかなんだ。DRSを使えば、ピット前のストレートで再逆転される可能性も高いから」。
「追いかける側が有利になるから、レース展開もこれまでとずいぶん変わってくるかもしれないね」。