STINGER レーシングナビ 9月8日号
【 レース 】
◆[FIA GT] GT1第8戦オルドス ニッサンGT-R GT1が2位表彰台を獲得◆
FIA GT1 世界選手権、第8戦が9月4日(日)、中国、内モンゴル自治区にあるオルドス国際サーキットで開催され、JRM RacingのニッサンGT-R GT1(22号車)が2位表彰台を獲得した。
ドライバーはピーター･ダンブレック / リチャード･ウェストブルックで、予選でも2位に入り、決勝でも強さを見せた。
レースで22号車のGT-R GT1は、首位のマテック･フォードGTと共に3位以下を大きく引き離す速さで、激しい首位争いを展開。
優勝も十分にありうる走りだったが、GT-R GT1はピットインの際に低速走行をする他車の後ろについてしまったため、痛恨のタイムロス。
その後も快走を続けたが、わずかに及ばず2位でフィニッシュとなった。
しかし、この結果でJRM Racingはチーム選手権で首位に立ち、タイトル獲得が期待されることとなった。
FIAGT 第8戦オルドス 決勝リザルト
順位 No. ドライバー マシン タイム/差
1 41 M･マルティン / F･マコウィッキ フォードGT 1:01:29.510
2 22 R･ウェストブルック / P･ダンブレック GT-R GT1 +0.786
3 3 S･デュッセルドルフ / C･ピッチオーネ アストンマーチンDB9 +5.570
次戦、第9戦は9月9日(土)、10日(日)に中国、北京で開催される。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆[NASCAR] スプリント･カップ･シリーズ 第25戦◆
9月4日(日)、ジョージア州ハンプトンのアトランタ･モーター･スピードウェイで開催予定だった、NASCARスプリント･カップ･シリーズ第25戦「アドヴォケア500｣が、雨天により延期となった。
レースは2日間延期され、9月6日(火)に開催。ジェット･ドライヤーカーで路面を乾燥させてのレース開始となった。
決勝では、予選5番手スタートのジェフ･ゴードンが首位に浮上した。
その後、下位グループスタートのジミー･ジョンソン、トニー･スチュワートが徐々に順位を上げ、シボレーがトップグループを形成。
ゴードンが優勝し、続く2位にジョンソン、3位にスチュワートが入り、シボレー勢が表彰台を独占。
この日のレースは、シボレーに運が味方したものとなった。
第25戦 アドヴォケア 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー 車種 周回
1 5 24 ジェフ･ゴードン シボレー 325
2 17 48 ジミー･ジョンソン シボレー 325
3 20 14 トニー･スチュワート シボレー 325
15 12 42 ファン･パブロ･モントーヤ シボレー 325
次戦、第26戦は9月10日(土)、バージニア州リッチモンドのリッチモンド･インターナショナル･レースウェイで行われる。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆[NASCAR] ネイションワイド･シリーズ 第26戦◆
9月3日(土)にNASCARネイションワイド･シリーズ第26戦｢グレートクリップス 300｣がアトランタ･モーター･スピードウェイで開催された。
決勝レースは、順位が激しく変動する首位争いが展開、終盤戦でポール･ポジション･スタートのカール･エドワーズが首位に浮上。これにトヨタのカイル･ブッシュらが続いた。
エドワーズは後続のブッシュの猛追をかわし、僅差で優勝を勝ち取りポール･トゥ･ウィンを達成。
ブッシュは僅か0.697秒及ばず、2位でフィニッシュ。3位はリッキー･ステンハウス･Jrが獲得した。
第26戦 グレートクリップス 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー 車種 周回
1 1 60 カール･エドワーズ フォード 195
2 3 18 カイル･ブッシュ トヨタ 195
3 5 6 リッキー･ステンハウス･Jr． フォード 195
次戦、第27戦は9月9日(金)、バージニア州リッチモンドのリッチモンド･インターナショナル･レースウェイで行われる。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆[NASCAR] キャンピング･ワールド･トラック･シリーズ 第17戦◆
NASCARキャンピング･ワールド･トラック･シリーズ第17戦「グッドサムクラブ 200」が9月2日 (金)にアトランタ･モーター･スピードウェイで開催された。
決勝は午後8時20分、30度近い暑さの中でのナイトレースとなった。
レースはシボレーのクリント･ボウヤーが首位をキープ。これをトヨタのカイル･ブッシュが追った。
38周目にイエローコーションが発生、ここでボウヤーがピットインするかと思われたが、結局ピットインはしないフェイントをかけた。
しかし、これにつられずコースに残ったブッシュが首位に立ち、再スタートとなった。
その後もブッシュとボウヤーの2台は、サイド･バイ･サイドで激しい首位争いを展開、白熱のレースとなった。
しかしその後、ピットタイミングをずらし、チャンスを伺っていたベテランのロン･ホーナディが燃料をセーブし、摩耗したタイヤで最後まで走りきる作戦を結構、首位に浮上した。
これをボウヤーとブッシュが猛追したが届かず、ホーナディが見事な作戦で優勝を勝ち取り、ボウヤーは2位、ブッシュは3位でチェッカーを受けた。
第17戦 グッドサムクラブ 200 決勝結果
順位 予選 No． ドライバー 車種 周回
1 17 33 ロン･ホーナディ シボレー 130
2 2 2 クリント･ボウヤー シボレー 130
3 6 18 カイル･ブッシュ トヨタ 130
20 16 8 ネルソン･ピケ･Jr. シボレー 129
次戦、第18戦は9月16日(金)にイリノイ州ジョリエットのシカゴランド･スピードウェイで開催される。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆桜井孝太郎 イギリスF3、史上最年少ルーキーチャンピオンに王手◆
日本人最年少BMWスカラシップドライバー、桜井孝太郎が、9月2日(金)から4日(日)にイギリス、ロッキンガム･サーキットで開催されたイギリスF3選手権(第22〜24戦)に参戦した。
桜井はこのレースで3戦2勝を挙げ、今シーズン11勝目を達成した。
この結果で桜井は獲得ポイントを300点まで伸ばし、2位以下を大きく引き離すことに成功。
次戦、ドニントンパークでのレース結果次第では、最終戦を待たずにイギリスF3選手権、ルーキークラス史上最年少となる17歳でのチャンピオンを獲得することになる。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆吉本大樹 スーパー耐久シリーズ第3戦 岡山 レースリポート◆
スーパー耐久シリーズ第3戦が、8月27日(土)、28日(日)に岡山国際サーキットを舞台に開催された。
27日の公式予選では、セッション開始と同時に豪雨が降り出したために赤旗中断となり、20分間に渡り中断された。
しかし、ウエット･コンディションの中で3番手のタイムをマークし、不安定な天候を逆手にとってのトップ3獲得となった。その後のBドライバー予選との合算タイムで予選5番手を獲得し、翌日の決勝へ臨んだ。
28日の決勝では、スタートから数周を走行したところでマシントラブルが発生。
スタート･ドライバーを担当したBドライバー小林敬一から「電源が落ちる」との無線が入り、キルスイッチを操作しながら走行。しかし、これに続いて燃料はあるにも関わらず、ガス欠の様な症状に見舞われるトラブルも併発し、序盤から厳しいレースとなった。
その後もトラブルは続き、上位との差が大きく広がる中、吉本は第3スティントを担当し、レースを続行する。だが、マシントラブルは収まる気配がなく、ピットアウト後に全くエンジンが吹けず、1コーナー先でマシンがストップしてしまう。無線でピットと交信を続け、幾度もエンジンの再始動を試み、なんとかエンジンの再始動に成功した。
その後もエンジンの異常が改善されることはなく、最後はデフトラブルとも戦いながら7位でチェッカーを受けた。
—————————————————————-
【 サーキット情報 】
◆ツインリンクもてぎ インディジャパン･ザ･ファイナルに被災地の小学生を招待◆
ツインリンクもてぎは、東日本大震災の被災地復興支援活動として、被災地の小学生とその保護者をインディジャパン･ザ･ファイナルへ招待する｢招待会｣を開催する。
今回の招待会では9月18日(日) に茨城県、大洗町と福島県、鮫川村の小学生とその保護者、それぞれ40名を招待する。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◆ツインリンクもてぎ 「ツインリンクもてぎエンジェル｣ 第14期生を募集◆
ツインリンクもてぎは、ツインリンクもてぎのフィールドを中心に活躍するイメージガール｢ツインリンクもてぎエンジェル｣ 第14期生の募集を開始した。
ツインリンクもてぎエンジェルはレース、イベントのアシスタントとして活躍するだけでなく、首都圏で開催されるカーショーやレースのプロモーションなど様々なイベントでツインリンクもてぎの魅力をPRする。
—————————————————————-
【 放送スケジュール 】
◆今週のレース放送スケジュール◆
F1 イタリアGP
放送チャンネル:フジテレビCSHD(生放送)
9/9(金) 16:55〜18:40 金曜フリー走行1
9/9(金) 20:55〜22:40 金曜フリー走行2
9/10(土) 17:55〜19:10 土曜フリー走行3
9/10(土) 20:50〜23:00 公式予選
9/11(日) 20:50〜23:50 決勝
放送チャンネル:フジテレビ地上波(一部地域を除く)
9/10(土) 25:35〜26:05 公式予選
9/11(日) 23:50〜25:30 決勝
NASCAR 第25戦アトランタ
放送チャンネル:日テレG+
9/10(土) 5:30〜8:30
SUPER GT 第6戦富士
放送チャンネル: J sports
9/10(土) 15:50〜16:50 予選(生放送)
9/11(日) 12:30〜13:30 予選
9/11(日) 13:30〜17:55 決勝(生放送)
