STINGER レーシングナビ 9月26日号
【 レース 】
◆[フォーミュラ・ニッポン] 第6戦SUGO ロッテラーが優勝、今季3勝目◆
9月25日(日)、宮城県、スポーツランドSUGOにおいて、2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦の決勝レースが開催された。
今回のレース形式は、第3戦富士、第4戦もてぎに続き、決勝レース中に2回のピットストップとタイヤ交換が義務づけられた。
決勝では、アンドレ・ロッテラーが好スタートを切り首位に浮上し、レースをリード。その後方では中嶋一貴とJ.P.デ・オリベイラが快走し、ペースを上げた。
レース中盤、スタート直後に1回目のピットを済ませた中嶋とオリベイラがこのタイミングで2回目のピットへ向かった。
ここで中嶋は、燃料給油装置が外れる前にスタートするアクシデントでタイムロス。オリベイラが中嶋をパスし順位を上げた。
その後は、快走を続けるロッテラーをオリベイラが追い、順位を上げた石浦宏明が2位のオリベイラを猛追した。
ロッテラーはアクシデントもペースを乱すこともなく、圧倒的な速さでトップ・チェッカー。今季3勝目を達成した。
2位にオリベイラ、3位石浦と続いたが、レース後の車検で、オリベイラはリアウィングに車両規則違反が発覚、失格となった。
これにより順位が繰り上がり石浦が2位、3位に中嶋が入賞し、トヨタが表彰台を独占する結果となった。
第6戦SUGO 決勝リザルト
順位 No. ドライバー マシン 周回 タイム/差
1 36 アンドレ・ロッテラー トヨタ 68 1:20:52.035
2 8 石浦宏明 トヨタ 68 +15.460
3 37 中嶋一貴 トヨタ 68 +31.952
次戦、第7戦は11月5日(土)、6日(日)にツインリンクもてぎで開催される。