アンソニー・ハミルトン、「息子のマネージャーは職務怠慢」
「F1ドライバーと契約したなら現場で仕事をするべき」とハミルトン父。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに所属するルイス・ハミルトンの元マネージャーで、父親のアンソニー・ハミルトンは、ハミルトンのマネージャーが職務を怠っていると語った。
ハミルトンは、先週末に行なわれたシンガポールGPで、スクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェリペ・マッサと接触。ハミルトンはペナルティーを受けたものの、レースを台無しにされたマッサは怒りが収まらず、レース後にハミルトンと話をしようとしたものの、無視され、危うく喧嘩に発展するところだった。
フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームのポール・ディ・レスタのマネージャーとしてシンガポールGPに来ていたアンソニーは、このような事態になってしまった原因は、ハミルトンのマネージャーに問題があると指摘した。ハミルトンは現在、19エンターテインメントというマネージメント会社と契約している。
「ピットレーンを見渡すと、ルイス以外のドライバーは企業から派遣された人物ではなく、一生付き合えるマネージャーがついている。F1のドライバーにかかるプレッシャーを考えると、一生付き合っていけるマネージャーの存在が不可欠なんだ。F1ドライバーと契約したのなら、マネージャーは現場に来て仕事をするべきだ。誰かを侮辱する気はないが、この世界はそういうものなんだ。ルイスと話したが、彼自身には問題はない。今は厳しい状況だが、いずれ調子を取り戻せるだろう。息子ならそれができる」。