STINGER レーシングナビ 10月3日号
【 レース 】
◆[INDY] 第16戦ケンタッキー予選 ウィル・パワーがポール・ポジション◆
10月1日(土)、IZODインディカー・シリーズ第16戦、ケンタッキー・インディ300の予選がケンタッキー・スピードウェイで開催された。
予選ではウィル・パワーが速さを見せ、48秒5948で今シーズン8回目となるポール・ポジションを獲得した。
またパワーは、インディジャパン・ザ・ファイナルでの2位入賞によりポイントで首位に立ち、今回の結果によるボーナスポイントで2位と12点差となった。
予選2番手はグラハム・レイホールが獲得、予選3番手はルーキーのジェイムス・ヒンチクリフが獲得し、予選の自己ベストを更新した。
佐藤琢磨はコース・コンディションに苦戦し、懸命の走りを見せたが、予選22番手となった。
第16戦ケンタッキー 予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム
1 12 ウィル・パワー Team Penske 00:48.5948
2 38 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing 00:48.8028
3 06 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing 00:48.8391
22 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 00:49.3662
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◆[INDY] 第16戦ケンタッキー決勝 エド・カーペンターが初優勝◆
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◆[MotoGP] 第15戦日本予選 ストーナーがポール・ポジション◆
今シーズン10回目のポール・ポジションを獲得したケーシー・ストーナー。子供からも大人気。
MotoGP第15戦、日本GPの予選が10月1日(土)、ツインリンクもてぎで開催された。
なお、今大会には秋吉耕佑と伊藤真一がスポット参戦した。
予選では、ケーシー・ストーナーが今大会でも好調な走りで他を圧倒。今季10度目となるポール・ポジションを獲得した。
これでストーナーは1987年のワイン・ガードナーの記録に並び、1997年にミック・ドゥーハンが記録したシーズン12回にあと2つと迫った。
続く予選2番手はホルヘ・ロレンソが食い込み、ホンダ勢のフロントロー独占を阻止した。
また3番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾが入り、ストーナーに続いてこちらも好調をアピールした。
青山博一は、順調にセットアップを進めたが、アタックが決まらずに予選11番手。
秋吉耕佑は17番手。伊藤真一は、フリー走行時の転倒が影響し19番手となった。
第15戦日本 予選リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 27 ケーシー・ストーナー ホンダ 1:45.267
2 1 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ +0.256
3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +0.524
7 46 バレンティーノ・ロッシ ドゥカティ +1.200
11 7 青山博一 ホンダ +1.544
17 64 秋吉耕佑 ホンダ +3.100
19 72 伊藤真一 ホンダ +4.704
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◆[MotoGP] 第15戦日本決勝 ダニ・ペドロサが優勝、今季3勝目◆
MotoGP第15戦、日本GPの決勝が10月2日(日)に開催された。
決勝は、オープニング・ラップでバレンティーノ・ロッシがホルヘ・ロレンソとベン・スピーズに挟まれる形になり、行き場を失ったロッシが転倒、今季初のリタイアとなった。
ポール・ポジションからスタートしたケーシー・ストーナーは、レース序盤はリードしていたが、5周目にオーバーランでバランスを崩し、大きく順位を落とした。
その後はダニ・ペドロサが首位に立つと、独走状態で最後まで走りぬき、優勝。今季3勝目を達成した。
2位は予選と同じく、ホルヘ・ロレンソが獲得。3位は一時は大きく順位を落としながらも、その後の猛追で上位に返り咲いたストーナーが獲得した。
青山博一は9位、スポット参戦の秋吉耕佑は12位、伊藤真一は13位でフィニッシュした。
第15戦日本 決勝リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 26 ダニ・ペドロサ ホンダ 42’47.481
2 1 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ +7.299
3 4 ケーシー・ストーナー ホンダ +18.380
9 7 青山博一 ホンダ +49.074
12 64 秋吉耕佑 ホンダ +1’21.709
13 72 伊藤真一 ホンダ +1’26.381
46 バレンティーノ・ロッシ ドゥカティ リタイア
次戦、第16戦はオーストラリアで10月14日(金)から16日(日)にかけて開催される。
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◆[SUPER GT] 第7戦予選 DENSO SARD SC430がポールポジション◆
SUPER GT 第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 250km」がオートポリスで開催され、10月1日(土)に予選が行われた。
予選1回目は、S Road MOLA GT-Rがトップタイムをマークし、これにDENSO SARD SC430が続いた。
そして上位10台で行われたスーパーラップでは、DENSO SARD SC430の石浦宏明が完璧な走りでトップタイム
となる1分39秒901をマーク。
一方、S Road MOLA GT-Rは序盤にブレーキングミスでタイムロス。しかし、ロニー・クインタレッリが後半にハイペースかつ、完璧な走りで1分39秒902をマークした。
これにより1000分の1秒差という、僅差でSC430がGT-Rを破り、石浦宏明 / 井口卓人が富士に続いてポール・ポジションを獲得した。
予選3番手はKEIHIN HSV-010 塚越広大が獲得した。
GT300クラスはR&D SPORT LEGACY B4の佐々木孝太がポール・ポジションを獲得し、レガシィB4初のポール・ポジションとなった。
第7戦オートポリス 予選リザルト
GT500
順位 No. マシン ドライバー タイム
1 39 DENSO SARD SC430 石浦 / 井口 1’39.901
2 46 S Road MOLA GT-R 柳田 / クインタレッリ 1’39.902
3 6 KEIHIN HSV-010 金石 / 塚越 1’40.419
GT300
順位 No. マシン ドライバー タイム
1 62 R&D SPORT LEGACY B4 山野 / 佐々木 1’50.447
2 86 JLOC ランボルギーニ RG-3 坂本 / 青木 1’51.329
3 25 ZENT Porsche RSR 都筑 / 土屋 1’51.403
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◆[SUPER GT] 第7戦決勝 MOTUL AUTECH GT-Rが逆転優勝◆
SUPER GT 第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 250km」の決勝が10月2日(日)に行われた。
レースは、序盤はポール・ポジションのDENSO SARD SC430とS Road MOLA GT-Rの2台による激しい首位争いが展開した。
しかし、後方で12番手スタートのMOTUL AUTECH GT-R、本山哲が予選とは打って変わり、猛烈なペースで追い上げを開始、中盤の25周目に首位を奪取した。
その後のピットインで3位に後退するも、ブノワ・トレルイエがトップを奪い返し、そのままハイペースで逃げ切り、見事な逆転優勝を飾った。
これでMOTUL AUTECH GT-Rは今季2勝目を達成した。
続く2位にはDENSO SARD SC430が入るかと思われたが、残り2周で突然のエンジントラブル、マシンは白煙を上げてストップ。
これをパスしたS Road MOLA GT-Rが2位を獲得し、3位はZENT CERUMO SC430が獲得した。
GT300クラスでは、ポール・ポジションのR&D SPORT LEGACY B4が、決勝でも快走し優勝。こちらも今シーズン2勝目となった。
第7戦オートポリス 決勝リザルト
GT500
順位 No. マシン ドライバー タイム/差
1 23 MOTUL AUTECH GT-R 本山 / トレルイエ 1:37’10.996
2 46 S Road MOLA GT-R 柳田 / クインタレッリ +0’08.965
3 38 ZENT CERUMO SC430 立川 / 平手 +0’28.614
GT300
順位 No. マシン ドライバー タイム/差
1 62 R&D SPORT LEGACY B4 山野 / 佐々木 1:38’57.857
2 11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 田中 / 平中 +1Lap
3 14 SG CHANGI IS350 折目 / インペラトーリ +1Lap
次戦、最終戦はツインリンクもてぎで10月15日(土)、16日(日)に開催される。