フリー走行3 終盤
<11時41分>
2ウェバー/レッドブルが連続走行を開始。セクター1で区間ベストを記録した。すぐに3ハミルトン/マクラーレンがそのタイムを更新。
セクタータイムは、3ハミルトン/マクラーレン、8ロズベルグ/メルセデス、8ロズベルグ/メルセデスが記録している。
セクターは、1がコントロール・ラインからデグナー手前まで、2がそこから130R手前まで、3が残り区間。鈴鹿で最も難しいという、強い横Gを右、左と瞬時に入れ換えることを要求するS字区間ベストを含むセクター1にセッティングを合わせると、130Rがオーバーステア気味になる、と言われる。どこにで帳尻を合わせて1周を最も速く走れるようにするか。そこがセッティングの肝と言われている。
<11時46分>
7シューマッハ/メルセデスがトップタイムを記録した。2番手は、セクター1で再び最速タイムを記録した2ウェバー/レッドブル。セクター2と3は、8ロズベルグ/メルセデスと7シューマッハ/メルセデスがベストタイムを叩き出している。
<11時49分>
4バトン/マクラーレンが唯一の1分31秒。残り5戦で、1フェッテル/レッドブルが0点、4バトン/マクラーレンが5連勝なら逆転チャンピオン。ほぼゼロといっていい可能性にかけるJ.バトンのデタミネーション。僅かでも可能性があるなら、徹底的にやれることをやる。これぞF1ドライバーの証明。
<11時52分>
フリー走行が残り10分を切った。予選に向けてのシミュレーションが始まった。16小林可夢偉/ザウバーが連続走行を続けている。12番手からどこまで挽回するか。
<11時53分>
気温は22℃と変化していないが、路面温度は38℃まで上昇している。
<11時55分>
3ハミルトン/マクラーレンがチームメイトのJ.バトンに次ぐ2番手。マクラーレンの2台だけが1分31秒台に入れている。
<11時56分>
16小林可夢偉/ザウバーは14番手にポジションダウンしている。予選シミュレーションでアタックするのではなく、セッティングを充実させる作戦かもしれない。
<11時57分>
16小林可夢偉/ザウバーがセクター1で自己ベストを記録した。
<11時58分>
16小林可夢偉/ザウバーがさらにセクター1の自己ベストを短縮。チームメイトのS.ペレスの前の13番手に出て、ピットに戻った。
<12時00分>
チェッカード・フラッグが振られた。
4バトン/マクラーレン、3ハミルトン/マクラーレンとマクラーレンが1-2。1フェッテル/レッドブル、5アロンソ/フェラーリ、2ウェバー/レッドブル、6マッサ/フェラーリ、7シューマッハ/メルセデス、8ロズベルグ/メルセデスが僅差で続き、混戦を予感させている。
DRS計測開始位置からDRS使用可能位置の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能位置からブレーキを踏むまで使用できる。