可夢偉、7番手に昇格の経緯
“予定どおり” の7番手。前には、レッドブルとマクラーレンとフェラーリしかいない!
ザウバーの可夢偉が予選7番手に昇格した経緯は以下の通り。
小林可夢偉は、残り7分のところでコースインし、コントロールラインを横切って計測ラップに入ったが、その周にピットインして、Q3はノータイムとカウントされた。
降格になった3人も、終了間際にコースインしたものの、コントロールラインを横切ることなく、時間切れでそのままピットインしている。結局3台は、一度もコントロールラインを横切っていない。
その結果、小林可夢偉は、”計測周に出走し、タイム更新を試みた”と認められたが、M.シューマッハ、B.セナ、V.ペトロフは、”その意志がなかった”とされ、小林可夢偉の7位昇格が決まった。
メルセデスと、ルノーは、Q3で最初に走った小林可夢偉が、周回タイムを計測しないままでピットインしたことで、予選10位が決定したと解釈したものの、終了間際に、その走行が”更新の意志があった”と解釈されたことを知って、あわててコースインさせたが時間切れで、アタックラップに入れなかったものと見られる。
ちなみに、小林可夢偉は、16時45分からの会見で、”レースがスタートしたら、前のレッドブル、マクラーレン、フェラーリはどんどん行っちゃうから、単独走行になりそう”とコメントしていることから、3台の降格を確実に予測されていたのではないかと思われる。
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