オリジナル リリース-レッドブル・レーシング【インドGP(日)】
◆セバスチャン・フェッテル
グリッド=1番 / 決勝=1位
「いいレースで、なかなか楽しめたよ。ジェンソン(・バトン)を相手に駆け引きがあって、ずっと約4秒の間隔を保ってたんだけど、おかしなことにピットストップの前後になると、それが縮まってたんだ。ピットに入る時も気を抜いたわけではないけど、いつも差を詰められていたから、どういう理由か調べてみないとね。タイヤの消耗具合と残りの周回数を計算しながら、比較的スムーズに最後まで走れたよ。マシンのバランスは、最初から最後まで良好だったんだ。チームと、今シーズンずっといい仕事をしてくれたルノーに感謝してる。初めて開催されたインドGPに勝てたことは嬉しいけど、先日二人のドライバーが亡くなる不幸な事故があったから、複雑な心境だよ。ダン・ウェルドンのことはよく知らないけど、モータースポーツにとって重要な存在だったことは間違いないよ。マルコ・シモンチェリとは今年知り合いになったから、家族の方々が気の毒だよ。レースにリスクは付き物といっても、今回のような事態は避けなければならないんだ。インドはヨーロッパとまったく違う国だけど、滞在中はいろいろと興味深い経験をしたんだ。人々の暮らしぶりも興味深いし、人間にとって大切なのはお金よりも友だちだと言うことがよく判るよ。その点、インドの人たちは本当に豊かだと思う。レースも素晴しいサーキットを舞台に盛り上がって、関係した人たちに感謝したいね」
◆マーク・ウェバー
グリッド=2番 / 決勝=4位
「レース中盤に表彰台の可能性を失ってしまったんだ。何度もあったように、ピットストップ前にペースを保つことができなくて、遅れをととることになったんだ。結局自分のスピードが足りなかったんだから仕方がないね。フェルナンド(・アロンソ)とはいいバトルができたけど、マクラーレンとフェラーリはセクター1が速くて、ジェンソンにはバック・ストレートで抜かれたんだ。最初は対抗できたけど、タイヤが消耗するに連れてついていけなくなったんだ。残念な結果になってしまったけど、次のアブダビでは頑張りたい」。